わが友ホロゴン・わが夢タンバール

50.04タンバールアワー3「2009年1月23日生駒の夜」4 恒例近江八幡撮影会の夜はふけて

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今日は朝早く出て、今帰りました。
滋賀県の琵琶湖畔近江八幡に撮影に出かけたのです。
正月第1土曜日に毎年近江八幡を撮るのが、
私と私の写真仲間の初撮りなのです。
今年は、大方の都合がつかず、延期になっていたのを、本日決行したわけです。
参加者は5名、駅から水郷までタクシーを飛ばし、
午前中はゆっくりと水郷を撮影しました。
私は、ホロゴンに感度400のフィルム10本、
サブのタンバールに感度100のフィルム10本それぞれ用意しました。
結果はホロゴン8本、タンバール5本、
なんと先週の葛城古道の撮影結果とぴったり同一。
どうやら、これがホロゴンとタンバールの力関係のようです。
でも、ホロゴンはほとんどノーファインダー、
タンバールは、ライカの内蔵ファインダーでピントを合わせてから、
外付けファインダーで構図を決めて撮ります。
投入されるエネルギー量はおそらくほぼ同等のようです。
これまで3年連続で近江八幡を訪れましたが、
気候は、雪、雨、晴れでした。
そして、今年は、昨年よりももっと晴れ!
おかげで、EV値が12から15の間を行ったり来たりしましたので、
開放の出番は少なく、たいていF3.2から4.5の絞りを使いました。
しかも、ソフトフィルターは本日はお留守番。
フィルターなしのレンズ素通しで撮りましたので、
これまでとはちょっと雰囲気の違った写りになったかも知れません。
友人たちはさんざんに笑いました、
「そんなに撮ってどうするんですか?
今日のフィルム、スキャンできるのは多分1年後、
写真はいつになったら、見られることやら」
私自身、ちょっと心許ない感じがしてきました。
風もなく、雲もなく、なんとも快い1日でした。
本日の写真は秘蔵させていただくことにして、
今日は、夜のタンバールを続けてごらんいただくことにしましょう。
書店の雑誌コーナー、
明るい光に照らし出された紳士、
物色するのか立ち読みなのか、いずれにせよ、
週末の仕事帰り、ほっとした雰囲気が感じられませんか?
by Hologon158 | 2009-02-07 22:13 | タンバールアワー | Comments(2)
Commented by andoodesign at 2009-02-08 00:27
充実した撮影行脚だったようですね。
それにしても、スキャンの順番が回ってくるのが一年後...、うう、待ちきれない。

で、立ち読みの紳士。幻想的です。
Hologon158さんが見た現実とタンバールが捉えた幻想的写実のギャップが、このレンズを使うドキドキ感なんでしょうね。
大口径レンズの夜間撮影でも、見た目より明るい非現実的な世界が写し出されます。
それを見た時、結果として出来かがった写真を見て一番感動しているのは撮影者なのかもしれないな...、と思います。
悪い意味ではないですよ。
それは、写真を楽しむことの大いなる喜びですから。
きっと、ホロゴンも視覚以上の世界観を写し出しているんでしょうね。
Commented by Hologon158 at 2009-02-08 15:57
re)andoodesignさん
私の場合、撮影に出るたびに、全部充実した行脚となります。
例外はありません。
人に見せる写真を撮るのを止めたとき、
どこに行っても、野心のない私の目がすなおに喜んでくれますので、
いつも歩くについれて、コンスタントに写真がカメラに収まるのです。
そんな撮影時の私の気持ち、撮影状況を、
andoodesignさん、見事に言い当てておられます。
そのことについて、本シリーズのNo.9に書くつもりだったのです。