56.13タンバールアワー5「2008年12月28日心斎橋」13 突如シャガールに目覚めて!
前回書きましたように、版画は素晴らしいものでした。
でも、一番感銘を受けたのは、版画ではなかったのです。
部屋の片隅の卓上に置かれた2冊の本。
2冊ともシャガールの本でした。
まず、「オデュッセイア」、
巨大な箱です。
段ボールの箱を開いてみると、巨大な本が出現しました。
オデュッセイアのドイツ語一巻本です。
シャガールのドローイングの挿絵が幾枚か含まれているようです。
でも、絵はそれだけ。
どうやら、シャガール自身がデザインしたようです。
とても美しい装丁ととても美しいロゴ。
おそらく手作り豪華本として、超高価なのでしょう。
でも、幸せな色のないシャガール本なんて、ちょっと魅力なし。
その点、2冊目は強烈に素敵!
「Litgraphs」、1000作以上のシャガールのリトグラフ全部を収録したカタログ。
帰宅してインターネットで調べてみると、
シャガールの6冊本カタログの作品全部を収録した廉価本。
それがなんとも見事な印刷なのです。
さっそくアマゾンで検索して、外国版のプリントを一冊注文しました。
ついでに、ジャン・ジャンセンの画集も一冊。
これは楽しみになりました。
実は、私は色彩感覚が非常に乏しい人間なのです。
ホロゴンなら、あまりカラフルな画像ではないので、そんな私でもなんとか使えます。
でも、タンバールとなると、もうこれは色彩感覚の勝負。
シャガールの色調と絵柄って、ちょっとタンバール風。
ひょっとして、なにか参考になるかも?
by Hologon158
| 2009-03-21 19:22
| タンバールアワー
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