わが友ホロゴン・わが夢タンバール

57.23 ホロゴン外傳8「イギリス総集編」23 行き過ぎた戦備は自己破壊的

57.23 ホロゴン外傳8「イギリス総集編」23 行き過ぎた戦備は自己破壊的_c0168172_10572476.jpg

この甲胄をロンドン塔で見たとき、思いました。
こんな甲胄で戦えたはずがない!
重い!
固い!
窮屈!
暑い! (太陽が当たれば、まちがいなくダッチ・オーブン!)
見えない! (スリット以外全部暗黒! 敵はどこだ?)
神聖ローマ帝国の皇帝フリードリッヒ赤髭王だったでしょうか?
十字軍の遠征中に、小さな川に落馬してしまい、そのまま溺死したという伝説がありますね。
周りの者がだれも助けられなかったというのです。
こんな甲胄なら、それも当然です。
一人で馬から下りることもできず、
下りても、腰も屈められないでしょうから。
モンゴル軍がポーランドのワールシュタットでドイツ騎士団を破った戦いは、
重装備の甲胄は、軽騎兵の機動戦には何の役にも立たないことを証明しました。
だから、こうした甲胄は、原水爆と同様に、
行き過ぎた戦備は自己破壊的であることの証拠として残されているわけです。
カメラ、レンズの買いすぎも同様かな?
by Hologon158 | 2009-03-26 10:58 | ホロゴン外傳 | Comments(4)
Commented by andoodesign at 2009-03-26 13:01
あはぁ〜、耳が痛い!!おっしゃるとおり!
でも、僕はまだギリギリセーフかな...?
50mmの大口径は「趣味の中の趣味...、」です!
自己防衛!
Commented by Hologon158 at 2009-03-26 13:52
re)andoodesignさん
いえいえ、これは自戒の言葉です。
andoodesignさんは写真を始めて間なし。
レンズのめくるめくワンダーワールドに魅せられておられるのです。
あと10年くらいは、試せるだけ試したって、いいじゃないですか。
私なんか、まだ試しっぱなしなんですから。
でも、私のように素人に徹するのであれば、それでよいのですが、
ちゃんとした写真を撮りたいのであれば、
いつまでもというわけにはいかないでしょうね。
Commented by k7003 at 2009-03-26 16:34
そう結論付けられると、5行目ぐらいから予測が立っていたボクは、読み巧者かな?(^_-)-☆
Commented by Hologon158 at 2009-03-26 16:54
re)NKさん
いえいえ、私の方が、思考がワンパターンなのです。
そう考えないと、
くやしいっ!
くやしまぎれに、一つ質問。
NKさんも、カメラ、レンズ、買いすぎではありませんか?