わが友ホロゴン・わが夢タンバール

68.17 ホロゴンドラマ9「近江八幡をホロゴンで撮ってみた」17 シャガールがめでたく当選!


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私はコラージュが大好き。
先日、榛原の喫茶店のヨーロッパ版画展で見かけたシャガールの画集「Litgraphs」、
海外のアマゾンに注文して2か月、ようやく到着しました。
でも、表紙のデザインこそ一緒でしたが、届いた本はもっと大振りの別もの。
版画展に置かれていた画集の方が上質紙で、目も覚めるような色彩のプリントでした。
でも、届いた画集は、いかにも上等な用紙にリトグラフをプリントしましたといった体裁で、
色彩こそ若干地味ですが、仕上がりの美しさ、見た目のやさしさ、あたたかさはこちらが一段上。
大いに満足しました。
この気持ちは、どうしても猫にも分かってしまうようです。
昨夜は、尋ねてきた娘2人とそのお婿さんたちと一家6人で中華料理店に出かけたのです。
奈良随一の中華料理店「飛天」
以前は普通の中華料理でしたが、シェフが交替したのでしょうか?
若者向けの創作中華に変わって、これが大成功。
一皿一皿、実に創造的な味わいで、ゴージャスな晩餐を愉しむことができました。
さて、帰宅して、私の部屋の扉が開いているのを発見。
黒猫のグリがしのびこんで、例によって、私のお気に入りを選びに選んだ結果、
安楽椅子の上に開いたままにしておいたシャガールがめでたく当選。
私が駆けつけたときには、本の端におしっこが掛かり、
ご丁寧に、開いたページで爪研ぎをされていたのです。
シャガールのリトグラフはコラージュ的なごった煮の世界ですが、
そのコラージュにおしっこの染みで画竜点睛を図る猫ってやつ、
独創性に脱帽すべきなのでしょうか?
私も近江八幡でコラージュ的な写真を試みました。
どうせするのなら、こちらの方におしっこしてほしかったなあ?

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by Hologon158 | 2009-05-05 15:01 | ホロゴンドラマ | Comments(2)
Commented by andoodesign at 2009-05-05 20:29
ああ〜、シャガールはこの写真の鏡とガラスのように幾重にもファンタジーが重なって、新たな作品に転化したようですね...。
最愛の娘ネコちゃんの仕業なので、これは...仕方ないです。
Commented by Hologon158 at 2009-05-05 22:47
re)andoodesignさん
シャガールのリトグラフの中でも圧巻の「ダフニスとクローエ」シリーズ、これが被害を受けました。
でも、一晩たって乾燥してみますと、ちょっとよじれた感じはありますが、
そんなに不快な印象はありません。
幸いなことに、我が子なので、おしっこも汚いと思わない、
おそろしい親ばかですね。