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88.22 ホロゴンデイ25「2006年2月25日奈良東畑で辿るは過疎の道」22 祖父母体験って?

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私は祖父母についに接することなく育ちました。
私が生まれるよりも前にみんな亡くなっていたからですが、
おかげで、本当の意味で「田舎」は私にはなかったのです。
私の子供たちは両方のおじいちゃん、おばあちゃんに普段に接することができ、
いわば愛情に包まれて育つことができました。
この差は大きいのではないか?
ときどきそう思うことがあります。
奈良の田園である飛鳥、葛城古道、山辺の道などを盛んに訪れて、
私が田園風景やおばあちゃんを撮りたがる裏には、そんな生い立ちがあるのかも?
もっとも、負け惜しみかも知れませんが、
人間って、少年時代に欠けるところのない円満な体験を尽くすなんて、
とてもありえないことです。
誰もが、どこか欠けている。
相互理解がとても難しいこと、
ある人とはなぜか無条件でうち解けることができるのに、
別のある人とはなぜか無条件絶対的にうち解けることができない、
こんな相性の違いはこんなところに原因があるのかも知れません。
by Hologon158 | 2009-07-07 21:03 | ホロゴンデイ | Comments(0)