わが友ホロゴン・わが夢タンバール

94.12 ホロゴンデイ27「2009年5月2日滋賀木之本も路地裏宝庫」12 進む以外救いはない

「最初の個展の作品を考えると、
まったく、よく、恥ずかしくもなく出来たものだと思っている。
また今回の個展もやがて十年二十年、いやいや五年も経過したらば、
よくもおめおめ開いたものだと思うだろう」
これも三岸節子さんの言葉ですが、いくつのときだと思いますか?
1980年、画家75歳のときなのです。
三岸節子さんは90過ぎまで創作活動を続けて、94歳まで生きたのですから、
まさに個展から約二十年生きた計算になります。
75歳で、この元気、この心意気!
いやはや、すごいものです。
私ときたら、これから何十年も生きなければならない。
三岸節子さん、先ほどの言葉に続けて、こう語ります、
「前へ、前へ、進む以外救いはない。
画家の宿命である」
畏怖の想いにたじろぎます。
でも、たじろいでばかりいるわけには参りません。
たった1回の人生なのです。
夫の三岸好太郎は、天才の名をほしいままにした人ですが、
天才の例に洩れず、たった31歳で夭折してしまいます。
三岸節子さんは、夫の生命力も譲り受けて、ちょうど3倍の人生を生き抜きます。
私たちも、負けてなるものか! と、がんばりたいものですね。
芸術家だけに、好きなように生きさせているわけには参りません。
私のような凡人だって、人生は楽しめるはず。
そう、私には、ホロゴンという強い味方があったのだ!
ホロゴンで1万本切りを果たさなければならないのだ!

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by Hologon158 | 2009-07-21 21:42 | ホロゴンデイ | Comments(0)