わが友ホロゴン・わが夢タンバール

98.12 ホロゴンデイ29「2006年6月24日大阪今里にはほんとの路地裏が残っていた」12 全員ふらふら

月曜日夜は、陳少林先生の合奏レッスンでした。
8人ばかりの二胡の方が集まり、名曲「良宵」を練習しました。
そこで、いつもながらですが、あることを確認しました。
私が揚琴で伴奏します。
陳少林先生抜きの二胡で演奏しますと、
8人の二胡の音がやや乱れて聞こえて、
揚琴のテンポに合わせているかどうか不安になってきます。
すると、私も安心して弾けないので、二胡を必死に聞きながら、
二胡のテンポに合わせようとします。
それが伴奏の本来の仕事なのですが、
肝心の二胡のテンポが定まらないので、揚琴のテンポもふらふら、
つまり、全員ふらふらすることになります。
ところが、陳少林先生の二胡が参加したとたん、事情は一変。
陳少林先生の二胡が、安定感あるテンポでしっかりと耳に届いてきます。
だから、私も安心して揚琴を二胡に合わせて弾けます。
すると、他の二胡奏者も安心して、このテンポに乗ってこれます。
私がもっと上達して、テンポを自在にコントロールしつつ、
揺るぎなく安定したテンポで揚琴を弾けるようになったら、
常に揚琴がテンポをリードすることができるようになるでしょう。
揚琴の一拍目が二胡の出だしの合図になるようになれば、
そのときが、揚琴が本来の伴奏といえる仕事をすることになります。
それまでは、陳少林先生が揚琴の伴奏をしているようなものです。
それにしても、立派な演奏家が演奏するときの安定感には尋常ならざるものがあります。
体のなかに絶対的な時計、メトロノームがあるのです。
カラヤンが指揮した1989年のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートで、
キャスリーン・バトルがおそらく生涯最高の名演を行えた理由、
ここにあるのではないでしょうか?
世界最高のマエストロが世界最高の管弦楽団を指揮してバックアップしてくれる!
その気分はまさに天馬空を行くようなものだったのではないでしょうか?
怖いものなし!
矢でも鉄砲でも持ってこい!
私もそんな気分で演奏したい!
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by Hologon158 | 2009-08-05 17:58 | ホロゴンデイ | Comments(0)