わが友ホロゴン・わが夢タンバール

100.38ホロゴンデイ30「2009年5月30日毘沙門天のお膝元信貴山に遊び」38 M4ブラックペイント!

近頃、超人気ブログの主がライカM4ブラックペイントを手に入れました。
彼がライカM8で超大口径レンズの開放描写に目覚めてから経てきた幾多の冒険、遍歴の旅は、
少なくとも私にとっては、次第にとてもまっとうな方向に収束しつつあるのです。
客観的には、とてもレアな方向にというべきでしょうか?
つまり、クラシックレンズを付けた伝統的なカメラで銀塩フィルムを使う方向。
そしてついに、超クラシックなペイントカメラへの回帰!
この方は、途中で止まらない、徹底的に突き進んでみる、そんな方なのです。
世はディジタルカメラと超高性能レンズへの方向、
つまり、真夏のかんかん照りの真っ昼間から、真冬の夜まで、なんでもござれ、
手ぶれもなく、露出の失敗もなく、撮れたものは四×五判顔負けの超高画質へ!
超クラシックレンズと超クラシックカメラの取り合わせは、ちょうどその正反対。
撮りにくいし、高画質では必ずしも撮れない、
ピントも合いにくいし、夜になるともう手も足も出ない。
ないない尽くしですが、壺にはまると、
これはもう経験したことのない人には想像を絶する至福の楽園。
ものの中に宿る人のあたたかい心、それが写る感じがするのです。
すくなくとも、超高画質のディジタル写真のように、私たちを突き放さない。
でも、ここでの本題は、M4ブラックペイントです。
コレクターにとっては、その価値はレアなコレクターズアイテムであることかも知れません。
でも、撮影者にとっては、まったく違います。
そんなことはどうてもよい。
ブラックペイントで、ぴかぴかの新品同様というものはほとんど見つかりません。
みんな猛烈にペイントが剥げ、まさに使い古しなのです。
なぜか?
先人が連綿として使い続けてきたからなのです。
使い勝手が窮めて良く、使いたいという欲望が強烈に高まるからなのです。
手にして、人肌の暖かさを感じさせてくれて、
その肌触りはまさに美女!
そして、一番大事はこと、それは、
持ち主は、いわばライカ使いの偉大な伝統に加わるのです!
互いに名前も存在も知るよしのない秘密結社!
それが真の意味のライカクラブなのです。
それで写りが変わるか?
愛していない人間にとっては、別に変わりません。
でも、とことん愛したら、自分は今鬼に金棒を手にしたのだ、
矢でも鉄砲でも持ってこいという気分になれたら、そのときは違います。
真実のマイ・ツールとなり、真実のマイ・アイとなり、
いつしか真実のパートナーとなるのです。
カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛のライカがそうでした。
M4ブラックペイントにおめでとうと申し上げましょう。
いいパートナーを見つけましたね!
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by Hologon158 | 2009-08-18 19:42 | ホロゴンデイ | Comments(0)