わが友ホロゴン・わが夢タンバール

104.13 ホロゴン写真展2「古色拾い」13 写真家フェルメール?

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フェルメールは、写真家の草分けだった!
そう書いたら、きっと大笑いされるでしょうね。
最初に断っておきます。
思う存分、笑ってください。
私は、あなたが笑っているのが分からないので、気にしませんので。
今日、同行した友人のAKさんは、友人の中では数少ない本ブログの読者。
彼が言いました、「美術に関する記事、面白いですよ、勉強になりますし」
私としては、この発言で、ひょっとしたら、あなたも同様に感じ入るのでは?
そういうおそれを感じました。
遅まきながら、お断りしておきます、
私は美術の専門家ではありませんし、記事を書くときに調べものはしません。
すべて、絵だけと対決して、自分で感じたことを勝手にいているだけなのです。
専門家から見たら噴飯ものでしょう。
でも、これも私は気にしません。
自分がこう思った、どう思ったということを正直に書けないのであれば、
日記など、なんの値打ちもなくなるからです。
そこで、今回も独断的私論を展開させていただきましょう。
「刺繍をする女」、ルーブルの名品です。
でも、とても小さく、目立たないので、見過ごされる方もあるかも知れません。
でも、私にとっては、この絵は珠玉!
そして、絵画史上(と、勝手にほざくのでありますが)、おそらく草分けの写真的画像!
それまでの絵はすべて、パンフォーカスが基本です。
絵の隅々まで、きちんと精密な像が描かれます。
ところが、フェルメールの絵のかなりの枚数がそうではない!
焦点がある部分に合い、他の部分は焦点があっていないのです。
この絵をご覧下さい。
刺繍をしている両手のあたり、そこだけにピントが合っています。
前面、赤と白の刺繍糸も、その側の針山のようなものもぼけています。
後面も、女性の顔当たりはまだピントが来ている感じですが、
体はもうアウトフォーカス。
なぜ分かるか?
前面の刺繍糸、針山、糸の下の方の4つの赤、もっと下方の白、
後面の女性のカラー風の白い飾り、
これらにふわっとぼけた輝点が点描され、丸く光っているではありませんか?
肉眼でこんなものが見えるでしょうか?
その部分に目が行けば、目は瞬時にオートフォーカスしてしまうので、
わざわざ別の部分に目の焦点を合わせておいて、
その周辺部の状態を横目に見ようとするのでない限り、
こんな輝点は肉眼では見えません。
フェルメールは、カメラオブスキュラをのぞき込んで、そんな効果を発見して、
意図的に利用したのではないでしょうか?
これぞまさしく印象派の手法ですが、
その結果描き出された画像は、まさに写真イメージとなった、
私はそう感じるのです。
別に信じていただかなくても結構ですが...

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[後書き]
私のロボグラフィの方は、ぼろシャッター。
こちらの方は、逆に、絵画的イメージに化けようとしています。
私の大好きな時間芸術なのです。
by Hologon158 | 2009-08-30 00:41 | ホロゴン写真展 | Comments(0)