わが友ホロゴン・わが夢タンバール

107.57 ホロゴンデイ32「2009年9月5日新潟よいとこ、よい人、一度はおいで」57 前田義夫写真展

10月1日からいよいよ大阪梅田のキヤノンギャラリーで写真展「都視景観」が始まります。
私の友人、前田義夫の幾度目かの写真展。
この写真展も6月銀座、7月仙台と巡回して、最後の梅田に乗り込みます。
彼がデザインしたDMは、彼のブログ「ランドシャフト」でご覧下さい。
(http://plaza.rakuten.co.jp/nowtime/)
前にも書きましたが、中央の6人の群像写真はやらせではありません。
彼は天才的と言ってもいいくらいのスナップ写真家なのです。
でも、そんなスナップ写真家がストリートフォトに移行し、
今では、都市の写真家となっています。
副題は「Modern Times in Kobe」
森山大道とは一味違った、スタイリッシュな都市イメージを満喫することができます。
見所は一杯あります。
まず、彼の切れ味のよい独創的な写真。
そして、見事なプリント。
最後は、センス溢れるプレゼンテーション。
モノクロームを志す方、ストリートフォト愛好の方、写真展を志す方、
どうかご覧になってください。
随分参考になるはずです。
ちなみに、私はこの前田ともう一人INという二人の写真家の写真に接して、
約10年前、きっぱりと写真家志望を取り下げてしまいました。
世の中には、才能のある人がいるものであり、
どんなに努力しても、そんな才能のある人をしのぐことはできない、
そう悟ったからです。
その判断は正しかった、私は何度私自身を祝福したことでしょう。
ブログで幾人もの、やはり同様に写真の才能に溢れる方にめぐり会って、
さらに、私は自分を祝福し、文章ブログに徹しようとしているのですが、
それはともかく、まあ、一度、この写真展、ご覧下さい。
キヤノンギャラリーは、大手ギャラリーの中では屈指の美しい空間、
それを一杯に使って、前田義夫の世界が展開します。
念のため、つけ加えておきますが、ブログ「ランドシャフト」をご覧になって、
彼の実力を判断するのは絶対におやめください。
この男、自分を宣伝することを知らない。
ブログは、彼のライフワークであるモノクロームによる都市写真群を、
完全にオミットして、たまに奥様とでかけた行楽の合間に撮った風景写真。
ここだけの話ですが(前田には内緒ですよ、彼はこのブログ見ませんので)、
本業と余技との間に、猛烈なる懸隔、格差、断絶があります。
なんでそんな時間の無駄をするのだ?
そういつも非難するのですが、無風の日の風鈴、闇夜に空砲です。
そんなわけで、彼の本領は、この数年続いている1年1度程度の写真展でしか
知ることができないのです。
貴重な機会です、
お暇があれば、ぜひ、梅田に足をお運び下さい。

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by Hologon158 | 2009-09-23 11:58 | ホロゴンデイ | Comments(0)