わが友ホロゴン・わが夢タンバール

110.33 ホロゴンデイ33「2009年9月6日古町歩いて、ますます新潟が好きになった」33 エルマリート報告!

今日は、ゆっくり骨休め、つまり、やりたいことだけをしています。
ということは、実はいつものと同じことを際限なくやっています。
今晩8時からは月2回の陳小林先生の合奏レッスン。
今月末の奈良での小演奏会のために、
「賽馬」(競馬)をするので練習しておいてほしいと言われて、泥縄の最中。
ブログの方も、お気に入りを見たり、記事を投稿したり。
そして、一番熱心に行っているのが、実はフィルムスキャン。
土曜日、現像のあがってきた神戸の御影公会堂のフィルム12本のスキャンです。
またも興奮に満ちた期待!
エルマリート28mmF2.8がどんな写りなのか?
実は、対比対照実験として、サブにミノルタTC-1のロッコール28/3.5も使ったのです。
その結果のあまりのコントラストにびっくり仰天しています。
その前に、あなたに質問を一つ。
あなたが男性であると仮定します。
別にあなたが女性であっても、同じ質問が無理というわけではないので、気にしないで。
さて、あなたは、次のどの女性を恋人として選びますか?
A 都会の大富豪の育ちの超現代的でゴージャスな八頭身美人
(八頭身って、古い用語ですね?、気にしないで)
B 中・小都市ですくすく育った、ほっそりとして健康的で素直な美人
C 漁師町で育った、しっかりとした体格の明朗楽天的で活力一杯の美人
現代のデジタルカメラのレンズたちは、たいていAに属する、私はそう考えます。
頭脳明晰で、ばりばりと仕事をこなし、公私どこにあっても輝いている。
友人たちが愛用しているエルマリート28mmF2.8の第2世代はBに、
第3世代はAにかなり近い感じ。
ロッコール28mmF3.5は明らかにB。
エルマリート28mmF2.8の第1世代もきっと第2世代に似ているんだろうと考えていました。
いくつかのレポートには、写りは変わらないとあったからです。
スキャンして、CRTに出現した画像を見て、あっと驚きました。
ぜんぜん違う!
まだ3本スキャンしただけなので、これは中間報告ですが、
第1世代はあきらかにCなのです。
元気いっぱい、だけど、都会では絶対に生まれないようなナチュラル美人!
現在の結論は、ライカ系の広角レンズの中で一番近いのは、なんと、
スーパーアンギュロン21mmf3.4!
がっと迫ってくる感じがとても似ているのです。
画像の雰囲気に、若干の違いはあります。
エルマリートは女性的、スーパーアンギュロンは男性的!
でも、それは28㎜と21㎜の画角の差に由来する可能性があります。
色彩とか立体感とか質感がとても似ているのです。
考えてみますと、シュナイダー社は、ライカのために1963年スーパーアンギュロンを作りました。
そのたった2年後に、ほとんどそっくりの形で、ライカ社はエルマリートを出したのです。
口径は同一で、フードは共通。
エルマリートの鏡胴の中間部をそっくりとると、そのままスーパーアンギュロンになります。
レンズ数は前者が9枚、後者が8枚と差はありますが、
前後対照型のレンズ群の形状はまったくよく似ています。
つまり、スーパーアンギュロンの4群の第3群を2枚2群に分けただけという感じなのです。
そして、写りがそっくりに元気一杯。
こうなると、ライカ社が後年、
ヤシカコンタックスのRTSシリーズのディスタゴン15㎜を借り受けて、
そのままライカレンズとして出したことを思い出さざるを得ません。
でも、シュナイダー設計かどうかは大した問題ではありません。
ライカ社が、スーパーアンギュロンの設計を使って自主設計した可能性だってあるのですから。
大切なことは、このレンズ、
使える!
使いたい!
さて、私の好きな女性タイプは、B、Cの順、Aは敬遠させていただきます。
私の妻がどれに属するか、もちろん、おわかりですね。
えっ、どれにも属さないだろうって?
あなた、もうこのブログには来ないでください!

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by Hologon158 | 2009-10-05 15:53 | ホロゴンデイ | Comments(4)
Commented by top-to-toe at 2009-10-05 18:09
三枚目、好き。

私は、生まれた土地がわからない、
風のような人がいいなぁ。
カメラだとなんだろ?
トイカメラは好きじゃないので、
きっとハンディサイズのフィルムカメラ。
Commented by yoshipass at 2009-10-06 00:22
困りました!!!
あれもこれも私がいつも撮っている場所で(笑)
これから、出すものがありません・・・
Commented by Hologon158 at 2009-10-06 01:07
saoriさん
「風のような人」
いい言葉ですね。
でも、見つけるのはかなり難しそうですね。
でも、saoriさんに似合うハンディサイズのフィルムカメラなら、
見つけられます。
私が使っている、ミノルタTC-1、これがベスト!
なぜって?
手にしてみたら、わかります。
使ってみたら、もっと、よくわかります。
でも、人もカメラも運命です。
無理をしないで、待ってください。

Commented by Hologon158 at 2009-10-06 01:14
yoshiさん
とんでもない!
yoshiさんは、これまで新潟を舞台に、
魔法のようにストリートフォトの万華鏡を作り上げてきました。
私が2日半歩いたのは、その舞台のほんの一部だけ。
私はyoshiさんのストリートフォトの神髄に一歩も近づいていませんよ。
ただ、表面をちょろっとかすっただけ。