わが友ホロゴン・わが夢タンバール

110.43 ホロゴンデイ33「2009年9月6日古町歩いて、ますます新潟が好きになった」43 私は唐変木

花街でしょうか?
なかなか風情のある料亭が路地の両側に続きます。
生涯、こうした遊びとは無縁で通してきた、
というよりもともと機会がぜんぜんなかった私です。
こんな通りを通っても、なんの感慨も湧かないのは残念ですね。
でも、だからと言って、経験したいとも思わない。
男性によっては、よく行きつけの飲み屋に仕事帰りに寄って、
女将さんとちょっとした疑似恋愛めいたやりとりを楽しんでから、
一杯機嫌で帰宅する、そんな人も昔はかなり居たようです。
そんなことをしないと、奥方と面と向かって立ち向かえないのか?
そんな疑いを抱いたものです。
私は、生涯、そんな行きつけの飲み屋もなし。
まっしぐらに妻のもとに飛んで帰り、
呑むときは、男性の友人との語り合いを楽しむ、それだけ。
まだ二十歳代の頃、職場の二次会で、
キャバレーのようなところに連れ込まれたことがあります。
これがたった1回の体験。
私は生涯、仕事でも職場でも家庭でもおしゃべりを楽しんできた男です。
友人はよく言います、「きっと死んでもしゃべり続けてるだろうな」
その私が、女性からなんと言われたと思いますか?
「あんた、無口ねえ...」
私には、見ず知らずの女性と話すべきことなど一切持ち合わせがなかったのです。
今でも、ありません。
私は、唐変木なのですねえ。
それを後悔したこともありませんが...

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by Hologon158 | 2009-10-08 01:22 | ホロゴンデイ | Comments(2)
Commented by mallard3 at 2009-10-08 06:36
「影を慕いて」の文、私には大受けでした。
ホロゴンさんのような慕い方も、まさしく「影を慕いて」ですよ。

Commented by hologon158 at 2009-10-08 20:29
mallardさん
ありがとうございます。
そうなのです。
そして、私は、影を慕い、光を慕い、そしてとりわけ妻を慕う人生を送ってきたわけです。