わが友ホロゴン・わが夢タンバール

112.19 ホロゴンデイ34「2006年12月5日も、奈良でホロゴンだけで撮っていた」19 因果はめぐる火の車

日経にこんな記事がありました。
2010年度予算の概算要求で、国の財政規模を示す一般会計の歳出総額が90兆円を超え、
過去最大の規模に膨らむ見通しになった。
民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた目玉政策を実行するためだ。
政府が9月に閣議決定した10年度予算編成方針では、
各閣僚が09年度当初予算の規模を下回る減額要求を提出するよう求められていた。
税収が落ち込んでいるにもかかわらず、歳出拡大の圧力が強まっており、
財源の手当てに不安が残りそうだ。
鳩山由紀夫首相は14日、2010年度予算について
「赤字国債は本来なら発行すべきではないが、やむを得ないことも出てくるかどうか、
税収の落ち込み具合を勘案しながら考える必要がある」と述べた。
「いろんな経済や雇用の問題があるので、必要な予算もある。
今まで考えていなかった部分も出てくる可能性もある」と指摘した。
「税収の落ち込みは前政権から引き継いでいる部分でもあるので、
(国債増発は)やむを得ないことになる可能性はないとはいえない」
鳩山首相は、選挙直前に、10年度予算の国債の新規発行額について、
「(今年度より)増やさない。
これ以上増やすならば国家はもたない。減らす努力をしなければならない」
「暮らしをよくすることで景気を導く発想に変えることで、借金を増やさないで済む」
と、堂々と主張したのです。
この2つの発言は決定的に矛盾しています。
たった1か月半で、食言に至った理由は明らかです。
鳩山は、単なる思いつきで、かっこよく国債削減のアドバルーンを打ち上げただけだった。
1 自民政権よりも予算を膨張させてまで、公約した政策を実施しようとしている。
2 そのために、自分が公約した国債削減の政策を覆してもよいと思っている。
各所で必要とする予算を削りに削って、民主党の公約を最優先したのですが、
ほんとに日本国の国家政策としてただしいのか、はなはだ疑問!
それなのに、なぜか?
その理由も明らかです。
来年の参院選挙まで、
今回の衆院選挙で民主党を支持した層をつなぎ止めなければならないから!
でも、民主党が今実施しようとしている予算政策は、
単年度で終わらせることのできない性質のものばかりなのです。
でも、今年度でさえ財源がないのです。
来年度以降はどうするのか、そんなことは考えもしていない、
後は野となれ、山となれ、だ!
つまり、民主党は、自民党よりもさらに国家経済破綻へのプロセスを加速しようとしている。
国債とはツケです。
いつか払わなければならない、因果の火の車なのです。
しかも、そのツケを払うのは、民主党ではなく、国民なのです。
我々は、なんという政権を選んでしまったことでしょう?

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by Hologon158 | 2009-10-15 13:48 | ホロゴンデイ | Comments(0)