わが友ホロゴン・わが夢タンバール

123.28 ホロゴンデイ38「2009年7月18日大津の下町も僕を待っていた」28 「厳冬・新潟」を拝見

NKさんのデジブック「厳冬・新潟」を拝見しました。
(http://nkdps.blog119.fc2.com/blog-entry-486.html)
美的センスとフォトジェニックな美しさに溢れた写真集。
私も新潟を撮ったわけですが、まるで違いますね。
NKさんの写真群には、写真家、アーチストとしての美的センスが溢れ、
まさしく芸術作品に仕上がっています。
私の新潟は、それにひき替え、ただの写真ですね。
美的センスのフィルターをまったく通していない、生の写真。
どうして、これほどに違うのか?
それは、わかりませんね。
とにかく違う、圧倒的に違う。
陳小林先生は、こう言いました、
「私は、生徒さんたちよりもずっと音感もリズム感もよい。
だから、生徒さんの音やリズムがずれたら、すぐ分かります。
でも、小沢征爾は私よりもとっと音感もリズム感もよい。
だから、私には、小沢さんがどんな風に感じているのか、
わかりませんね」
写真もまったく同じなのでしょう。
こうして、私は自分の限界、自分がそうでないものを知ります。
昔は、写真に出会う機会が大変に限られていました。
写真クラブの月例会、月刊の写真雑誌、写真展、その程度でした。
だから、出会える写真はほんの一握りでした。
ところが、今は、写真のシャワーを毎日浴びることができるのです。
おかげで、自分の写真に対する幻想というものがなくなります。
そして、素晴らしい写真世界を知ることができます。
そんな写真に出会うと、我慢できずに、コメントを差し上げます。
みなさん、私が大げさだとお感じになるようです。
ですから、一様に、褒めすぎですよ、Hologon158さんは褒め上手だと、
反応されます。
これは実は、まったく心外なのです。
私は、評論家ではありません。
ただの写真ファン、「褒めてあげよう」というスタンスはありません。
ひたすら、感激しているのです。
そして、感じたそのままを、コメントに書きこみます。
他の人の写真に感じる心を失ったら、お終いだ、
私はそう感じているのです。

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[後書き]
私の写真たちをごらんください。
これは、写真家たちの写真世界とはぜんぜん別個のものです。
ですから、私は、写真世界を虚心坦懐にエンジョイすることができるのです。
誤解のないようにお願いします。
どこにも通用しない、こんな写真を撮るようになったことを、
私は、後悔したことはありませんよ。
これが愉しくてたまらないのですからね。
でも、写真家の写真作品を楽しむ気持ちもちゃんと持っている。
私は、それほどに狭い人間ではないのです。
by Hologon158 | 2009-12-18 00:11 | ホロゴンデイ | Comments(0)