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138.15 ホロゴンデイ41「2009年8月15日平野の下町人生また楽し」15 静かに危機到来?

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オバマ大統領の再選を望まない層が望む層を上待ってしまったという記事を読みました。
怖れていたことが起こってきた感じがします。
私は、昨年の1月24日の№48.27の記事でこの可能性、そこから生じる危険性を書きました。
(ホロゴンドラマ2「2008年11月9日長崎二日目」27 新大統領への期待は大きいけれど?)

新大統領が直面している危機の性質は、
実のところ、一国の大統領だけががんばって打開できる性質のものではありません。
全世界が協力しないと解決できないほどの、グローバルな破局に直面しているのです。
でも、合衆国内部はもとより、世界全体を見ても、
極度に複雑な利害関係、思惑、状況が錯綜していて、まさしくカオス!
カオス現象の本質は、人為的な解決が不能ということ。

オバマ大統領が、あぶなっかしくなった大統領の地位を救うために、
どんな施策に打って出るか、戦々恐々と見守った方がよさそうです。
鳩山政権も、日本の政治、経済の危機に「友愛」で立ち向かおうというのですから、
うまく行くはずがありません。
首脳二人が金まみれで、あれほど熱狂していた浮動層が完全に離れてしまった現在、
長崎県知事選挙に自公系の候補者に与党3党推薦の候補が敗れる事態にまで至っています。
彼が思いつくとすれば、子ども手当に次ぐ、新たなる人気取り政策しかありません。
下手をすれば、アメリカと正面切って対峙して、
米軍基地の存在にいらだつ国民の愛国心をかき立てることで、
政権の失地回復を図るおそれだって、十分に考えられます。
太平の世と浮かれている場合じゃないのです。
しっかりと政局を見つめていることにいたしましょう。
by Hologon158 | 2010-02-21 23:57 | ホロゴンデイ | Comments(0)