わが友ホロゴン・わが夢タンバール

140.12 ホロゴンデイ42「2010年1月23日近江長浜しっとり雨に濡れ」12 題名論を少し

私は、基本的に、写真に題名を付けません。
もっとも、写真を作品として発表する機会がないので、
もともと題名など考える余地はないのですが、
仮に発表するとしても、今では、題名は付けないことにしたいのです。
以前は、付けていました。
理由は2つ。
  まず、自分がその写真を撮った気持ちを観る人が誤解されないように、
  作意をきちんと伝えること。
  そして、題名を付けることで、作品らしい風格がでるように。
その後、ホロゴンで撮るようになると、
自分の写真を作品と考えること自体が噴飯ものだと考えるようになりました。
自分の歩いた足跡を、1つ1つ記念品に仕上げるような感じで、
なんとも違和感を感じるようになってしまったからです。
今では、いつも書きますように、自分の記憶と考えています。
だからと言って、アマチュア写真家の皆さんが題名を付けることにまで、
異議を述べるつもりはありません。
でも、こんなものはやめて欲しいですね。

  写真にないものを、題名で持ち込もうとすること
  写真がもっているものを、ねじまげて、別ものにすること
  その題名をつけた趣意が、観る人にぜんぜん理解できないもの
  写真が持っているものをぶちこわしてしまうようなもの
  なぜそんな題名になるのか、誰も理解できないもの
  その題名を付けたことを説明しないと、誰も分からないもの
  説明してもらっても、誰も分からないもの
  写真が持っているよりもはるかに高い境地にふさわしい題名
  自分勝手な造語
  観る人に、写真よりも題名に注意をひきつけるもの

要するに、肩肘張らずに、分かりやすい題名にしてくださいね。

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by Hologon158 | 2010-03-01 10:31 | ホロゴンデイ | Comments(0)