143.42 ホロゴンデイ43「2009年11月7日天下茶屋とはまた壮大な名で」42 心に共通するなにか
昨夜、友人たちと夕食を共にしているとき、
とてもおかしな偶然の一致を知ったのです。
RAさんが、朝、浜村淳のラジオ番組を聞くのを楽しみにしていると話したのです。
独特の語り口で、とくに映画の紹介をするときなど、その短い紹介だけで、
観たこともない映画を観たかのような感動を感じさせられてしまう。
そのとき、DAさんがこう話し出したのです、
「僕も好きですが、これまで聞いた彼の話で一番おもしろかったのは、
大阪の子どもが甦りを体験したという話しでした。
この子、事故かなにかでほとんど命をうしなったのです。
気がつくと川のほとりに来ていたそうです。
渡し守が次々と人を渡しています。
自分の番が来たので、この子、いくらか尋ねたそうです。
渡し守は、30円だと答えました。
子どもは、ぼくは10円しかもっていないので、10円にまけて頂戴と頼みました。
すると、渡し守は、そんなけちなことを言う奴は帰れ、帰れ!
そこで、子どもは息を吹き返したという話しでした」
私、びっくりしました。
私もタクシーの中でこの話を聞いたのです、
浜村淳はこう前置きをしたのです、
「次の当初は、大阪のお母さんからのものです。
このお母さん、自分が大阪で生まれて、子どもを大阪で産んだことに感謝している、
そう書いて、次の投書をくれたのです」
十数年以上前の放送でした。
まだDAさんと知り合っていなかったかも知れません。
そんな二人が、まったく別々のタクシーで同じ話を耳にし、心にとどめる、
私たちの心に共通するなにかがあるからではないでしょうか?
そう考えて、嬉しくなりました。
by Hologon158
| 2010-03-21 21:20
| ホロゴンデイ
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