わが友ホロゴン・わが夢タンバール

147.13 ホロゴントラベル1「2010年3月13日清正築城の熊本城の膝元で」13 官僚たちの倫理は?

   一昨日でしたか、インターネットのニュース画面で、
   おそろしく馬鹿げた記事を3つ見つけました。
①法務省所管の社団法人「民事法情報センター」が昨年3月、
理事長の元最高裁判事(裁判官出身)の香川保一氏(88)に対し、
無利子・無担保で1500万円を貸し付けていたことがわかった。(読売新聞)
借用書は作成したが、利息や返済期限は設けず、決算上は長期貸付金として処理した。
センターは「理事長が法務局職員を対象に実施する懸賞論文の費用として貸した。
返済の見込みもあり手続きは問題ない」と説明している。(毎日新聞)
    88歳の老人が主催する懸賞論文って、なんなのでしょう?
   なんで、この法人の理事長が個人でその費用を支弁するのでしょう?
   一体、なんでそんな高額の費用を必要とするのでしょうか?
   一部公務員に限定した懸賞って、社会的に妥当性があるのでしょうか?
   ほんとに懸賞論文を実施して、それに使ったのでしょうか?
   いったい、社団法人が理事長に個人貸付をする根拠があるのでしょうか?
   まして、契約の本質は「ある時払いの催促なし」、
   その正当性はあるのでしょうか?

   もう一つはもっと馬鹿げています。
②厚生労働省の統計企画調整室長(56)が、
同部の後輩の男性職員(55)に対し、
「このままでは地方に異動する」などと虚偽の情報を伝え、
一定の現金を支払えば人事を回避できると提案。
信じた後輩は翌17日に現金100万円を柳沢室長に手渡したという事件で、
停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。(読売新聞、時事通信)
   官僚による完全な詐欺刑事事件。
   それなのに、定職3か月?
   この軽い処分が、疑いをかきたてます、
   そんな裏金リベート(賄賂)が横行してきたからなのでは?

   さらに驚くべき犯罪。
③「東京メトロ」千代田線の電車内で、
通勤途中の女性のバッグから財布を盗もうとしたとして、
気象庁観測部の係長(43)が9日、現行犯逮捕された(日本テレビ)

さまざまな事件について、私は「ゴキブリ原則」が通用すると考えています。
   家にゴキブリが1匹見つかると、その30倍はいると考えた方がよい、
   そう言われています。
   スリとか痴漢で逮捕されます。
   そんな場合、それまでに30回くらいは敢行している。
とくに、スリは、本質的に出来心で始めるような性質のものではありません。
猛烈に混み合った通勤電車では、無防備に開いたバッグもあるでしょう。
でも、普通の人なら、そのバッグに手を入れることは起こりません。
犯罪のゾーンに踏み込むためには、
大きな心理的障壁を越えなければならないからです。
   普通の人であれば、その障壁は意識されない状態で機能しています。
   開いたバッグを見かけると、「あれ、あぶないぞ」と頭に閃きますが、
   「あれ、財布、簡単にすれるぞ」とは絶対に考えない。

私が知りたいのは、次の2つのどちらなのか?

    ① こうした情報はネット社会の情報の氾濫ゆえの現象で、
      官僚、公務員の倫理って、以前からずっと同じ程度のレベルだったのか?
   それとも、
    ② 倫理の崩壊現象が今起こりつつあるのか?

首相、与党幹事長の倫理感覚の欠如と合わせ考えると、
私には②の可能性が高い、そんな感じがしてくるのです。
あなたはどうお考えでしょうか?

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by Hologon158 | 2010-04-15 10:09 | ホロゴントラベル | Comments(0)