わが友ホロゴン・わが夢タンバール

152.03 ホロゴンデイ46「2009年8月8日京都の街は暑く、僕は熱かった」3 轟々というイビキ?

ヴィクトリア女王の時代、
80を過ぎてめっきりと衰えた公爵は、名案を思いつきました。

    夜な夜な、領地の18歳ほどの少女たちを召して、
    ベッドに一緒に寝てもらったのです。
    なにも悪さをするのではありません。
    触れたりはせず、ただ一緒に寝るだけ。
    それだけで、少女たちの弾けるような生命力を吸収できたということです。

私は試したことがないので、効果のほどは確認できません。
    あなた、いかがですか?
でも、私も娘の静を抱きしめると、うん、こんな感じかな?
もうそれだけで、自分の身体に若さが流れ込む、そんな感じになりますね。
とても柔らかなのに、ゴム鞠のように生き生きとした弾力があり、
ビンビンと生命力を放射しているのです。
赤ちゃんもそうですね。
この感触はちょっと表現しようがありません。
思い出しました。
まだ大学生の頃読んだのですが、ある哲人が書いていました、

    散歩の途中、
    いつも向き合う大樹の前に来て、
    その幹に杖を当ててぐっと押す。
    すると、大樹が押し返してくる。
    そのとき、大樹の心と自分の心が触れあっているのを感じる。

とすれば、大きなベッドだったのでしょうが、
傍らですやすやと寝息を立てている少女の存在だけで、
老公爵は若返る気持ちになったに違いありません。
おばさまではだめかもしれませんね。
    
    夜、眠れない公爵になにやら聞こえてくる。
    なんだ?
    轟々というイビキではないか!

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by Hologon158 | 2010-04-27 00:40 | ホロゴンデイ | Comments(0)