わが友ホロゴン・わが夢タンバール

152.09 ホロゴンデイ46「2009年8月8日京都の街は暑く、僕は熱かった」9 「紅桜」の演奏会

今、帰宅しました。
今日は、遷都祭コンサートということで、陳小林先生の二胡グループ、
関西二胡合奏団「紅桜」の演奏会に参加してきました。
1時間にわたり、12曲を演奏しましたが、私がたった3曲。
「良宵」「八月桂花遍地開」「賽馬」
この最初の曲で、私、大失敗。
リズムがそろわず、思わず行方不明になってしまいました。
普段なら、二胡の主旋律だけなので、それに合わせて戻ることができます。
ところが、聞き慣れない他の声部や古箏、笛、打楽器などのさまざまな楽器が加わると、
もう混沌として、戻るよすががなくなってしまいました。
これも、もう少しバックに居れば、余裕もあります。
ところが、真っ正面中央。
背後の巨大スクリーンに中心となる楽器が写し出されている。
これはまずいですね。
かなり進んでからようやく戻ることができ、最後はちゃんと締めました。
後の2曲は、失地挽回したいばかりに猛烈に精神集中して、かなりきちんと弾けました。
終わりよければ、すべて良しと言いたいところですが、
私自身としては、今、どこなんだろうという途方に暮れた思いを忘れることができません。
でも、メンバーの3分の2が参加して楽しんだ打ち上げで、尋ねました、
「今度の良宵で大失敗したのですが、気がついた方居られますか?」
結局、陳小林先生と私の両側の一番巧い二胡奏者お二人だけだったようです。
みなさん、自分の演奏に夢中になっていたというわけです。
大編成だと、自分の周囲の音しか聞こえなくなってしまう。
大編成のおかしな現象ですね。
うれしかったことは、300人ばかりの聴衆が最初から最後まで楽しんでくれたこと。
屋根があり、演奏ステージそのものは壁があるのですが、
客席部分は壁がなく、入場無料。
つまり、音楽を適当に楽しみ、自分の時間が来たら自由に出入りする、そんなスタンス。
それなのに、全員びっしりと席を埋め、立ち席も数十人あったのに、
誰も動かない。
これは嬉しいことでした。

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by Hologon158 | 2010-04-29 21:01 | ホロゴンデイ | Comments(0)