わが友ホロゴン・わが夢タンバール

154.39 ホロゴンデイ47「2010年3月14日熊本の小都市玉名は初夏並の暑さで」39 それでも、空

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                         天空

                    大空
              蒼空
                        虚空
                   碧空

         空


   空という言葉、どんな風に言いかえても、気持ちがよいですね。
       「そら」「くう」
   どちらに言いかえても、語感に、ばーんと上に上ってゆく感じがあります。

子どもの頃から、私は空を見るのが大好きでした。
小学校の頃、奈良県大和高田市に住んでいました。
勉強など片手間で、毎日、かなり遠くまで遊びに出かけていました。
昔は大きなビルなどなかったので、
大和川から田だらけの平地がはるか彼方の二上山までずっと見えて、
その二上山に太陽が落ちるのを見てから、
暗くなった道を帰ることもよくありました。
高田から見える二上山はかなり小さな山です。
でも、他に山がないので、その上にどーんと広がる大空をバックに、
とても印象的だった、その姿がまだ目に焼き付いています。

どこに行っても、空を眺めるのが楽しみです。
同じ大空なのに、空にそれぞれ違った顔があるように思えます。
その下の大地と空気があっての空なのですから、当然かも知れませんね。

ホロゴンを手に入れてから、
ばーんと空だけを撮ることが多くなりました。
でも、ホロゴンでさえ画角はたったの110度なのですから、
撮れるのはほんの一部でしかない。
    それでも、空。
    なにも写っていない!
その空漠とした感じが、心を大きく開いてくれます。

でも、空を見上げながら、ときどき神さまに不平を言いたくなります。

    どうして人間に翼を与えてくれなかったのですか?
by Hologon158 | 2010-05-13 12:17 | ホロゴンデイ | Comments(0)