わが友ホロゴン・わが夢タンバール

156.05 ホロゴンデイ48「2006年10月8日心斎橋には絢爛濃密な秋があった」5 逃げ切りは無理だ!

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でも、たとえそのような逃げ切り策を成功させたからと言って、
鳩山と小沢に対する国民の信頼が元に戻るわけではありません。
むしろなおさら一層国民の不平不満はたぎり立つことになるでしょう。
そして、支持率10%台を前後しながら国民の支持がまったくない状態で、
衆議院300議席の絶対体制によりかかって、政権運営を強行することになれば、
これをなんと呼ぶべきでしょうか?
これぞ、まさに、
    専制支配。

でも、そんな逃げ切りは無理ですね。

その理由は次のとおりです。
1 検察審査会は、必ず再度「起訴相当」の判断を示し、小沢は起訴されてしまいます。
    極東ブログに、今回の検察審査会の議決要旨が引用されています。
    実に簡潔で、意を尽くした文章なので、一度お読みになって下さい。
    (http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/04/post-b6ab.html)
    刑事被告人をトップに頂いて、民主党はどこまで政権を維持できるでしょうか?
2 支持率はさらにさらに悪化するでしょう。
     10%台に落ちてしまうと、もう政権としては死に体と言われています。
    長くもたない。
    鳩山首相はさらにさらに赤っ恥を上塗りし続けるでしょう。
    こうして、国際社会からは、嘘つきの政治家としてつまはじきにされ、
    国民はみんなそっぽを向き、
    もちろん官僚たちも、そんな首相を軽蔑して、献身的な補佐をするはずがない。
3 民主党の公約は、素人のてんでばらばらの政策決定で実行不能。
    マニフェストは実質的な国家政策の裏付けのない作文なので、無理だらけ。
    これを実行すれば、国家経済はさらにさらに悪化し、
    政策という政策が巧く行かなくなります。
    実行しなければ、なおさら国民は民主党にそっぽを向きます。

これらの事情をクリアーすることは、この二人には不可能。
でも、その不可能を乗り越えて、権力にしがみつこうとするでしょう。
そのとき、誰が猫に鈴を付けるか?
    誰も鈴を付けられなかったら、
    民主党は党としての存在を失うことでしょう。
by Hologon158 | 2010-05-16 13:22 | ホロゴンデイ | Comments(0)