わが友ホロゴン・わが夢タンバール

166.29 ホロゴントラベル3「1999年8月アイルランドでケルトの神秘を体験し」29 も一度、saoriさん


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新潟に来て、うれしかったことがいくつもありますが、
saoriさんに巡り会えたこともその一つ。
    A1photoさんから、saoriさんも新潟においでになるだろうと聞いたのですが、
    しばらく苦しんでおられたので、
    お元気な姿が見られるのだろうか、ちょっと懸念していました。
新潟初日の午後5時、ギャラリーに入って、
    Yoshiさんの壁面に見入っていた女性が振り返りざま、
    パッと顔を輝かせて「わあ、ホロゴンさん」といきなり大きく手を開いて、
    いきなり私をハグしました。
    正真正銘びっくりしてしまいました。
    日本の女性、外国の女性を問わず、妻以外の女性からハグされたのは生涯初めて!
    なんだか、嬉しいですね。

ブログで知り合うということ、
    ブログでその人の作品を知り、その人の文章を読み、人柄を知るということは、
    もうそれだけで、たとえ会ったことがなくても、
    まるで家族のように親しくなってしまう、
    不思議だけど、当たり前のことなのかも知れません。

江戸時代の儒学者大塩平八郎に、こんな話が残されています。

    長年文通を交わすだけで一度も会ったことのない、
    敬愛する儒学者がついに大阪にやってきたのです。
    二人は、初対面で対座したとたんに積もり積もった話題を片端から論じ始め、
    ついに一昼夜、正座したままその場を立たなかった!
    現代人なら、法要の席で半時間程度正座しただけで、ギブアップするでしょう。
    だけど、大塩平八郎たちにとっては、心から敬愛しあう友人同士、
    友あり、遠方より来る、亦よろこばしからずや、です。
    もともと平素の勉学を正座したまま果てしなく続ける二人、
    正座していることなんかまったく念頭に浮かばなかったのでしょう。

saoriさんとも同様です。
    夕食の和風料理店はお座敷で、掘りごたつを切っていません。
    私は、大塩先生同様、正座(あぐらをかきにくい骨格らしい)。
    でも、まったく正座のことも忘れて、
    新潟のブロガーのみなさんとともに、
    saoriさんとの一夜を大いに楽しみました。
これほどまでに頭脳明晰、談論風発、エネルギー充満の女性には出会ったことがありません。
    近頃プロ写真家としての道に入り、ホームページを開かれました。
    これから彼女の活躍を期待したいですね。
それにしても、驚くべき女性!

二日目、古町の真言宗のお寺の30尺の大師像を見上げていますと、女性の声、

    「わあ、ホロゴンさん!」

    振り向くと、saoriさん。
    海岸で、親友のフェビアン君と海水浴を楽しんだ後、帰京の途につく前、
    新潟の最後の時間を過ごしていたのです。

広い新潟の町で、再会する!
    saoriさんとの縁はかなり深いようです。
by Hologon158 | 2010-08-16 22:46 | ホロゴントラベル | Comments(0)