わが友ホロゴン・わが夢タンバール

176.13 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」13 静は天才


176.13 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」13 静は天才_c0168172_1824799.jpg

176.13 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」13 静は天才_c0168172_18235925.jpg



先ほど、子どもたち(猫ですが)の夕食を終えました。
    私の部屋でいただくのが、愛する娘静。
    静は、湿疹がまだ治らないので、まだ首にカラーを付けています。
    透明プラスチックの円形遮蔽板を首に巻いているのです。
    これがあると、頭のかゆいところをツメでひっかくことができません。
私が仕事を終えて、部屋に戻ると、静、食事を終えて、別の作業中でした。
    部屋の隅に置いた段ボール箱の角にほっぺたをぐいぐい。
    なんと道具を使って、かゆいところをかいている。
何度も書いていますが、この子は天才。

近頃は、カラーにも慣れて、代償行為も試みるようになりました。

    つまり、体のどこかかゆいところにカラーを当てて、
    カラーをしっかりとなめるのです。
    これでもまあまあ気分が晴れるようですが、
    さすがに、首を不自然なほど曲げての作業で、疲れます。
    突然、フーと溜息とともに、頭をもたげ、
    慨嘆するように、顔を天上に向け、
    そのまま後ろにゆっくりと倒れてゆきます。
    足は上向きになって、すとんと床に倒れ込むと、
    そのままの姿でふわふわと揺れています。

ふっくらとして白いその姿はまるで赤ん坊のようで、
    正直に白状しますと、この世で一番可愛い猫です。

彼女、妻を崇拝していて、どこへの一緒について行きます。
    机で本を開いて読んでいると、ちょっと眼を離した隙に、
    本の上にどんと寝転び、妻を見上げます。
    どかそうとすると、
        「うー!」
    言いたいことははっきりしています、
        「本なんか読むより、私と遊んで!」

大阪地検事件でも、女性検事の正義を貫く姿勢が印象的ですが、
    日頃出会う女性達や静の振る舞いも併せて考えますと、
    
    やっぱり近頃、女性の方がずっと気合いが入っている!
by Hologon158 | 2010-10-02 18:42 | ホロゴン外傳 | Comments(0)