184.00 ホロゴン画帖52「十冥帖 いにしえの歴史をひそめて沈む古都」
雨の古都奈良シリーズは36回で終わりました。
どこが古都奈良なんだ?
奈良の雰囲気なんか、ほとんど出ていないじゃないの?
そのとおりですね。
奈良に限らず、私が撮る街という街、全部同じ。
ロボグラフィ、ただそれだけ。
画帖にまとめてみましたが、その印象はぜんぜん変わりませんね。
それよりも、昨日、今日とかなり写真のことを書きました。
かなり反感をかったのではないでしょうか?
でも、私は一段上から批判しているのではありません。
私も、いろいろと同種のことをやってきたに違いありません。
書いていると、いろいろと気づくところがないわけではありません。
写真を始めて3年で気づきました。
コンテストに向かう努力と、自分の写真に向かう気持ちとは、
とても共存しがたい。
人に気に入ってもらう写真を撮ろうとすると、
自分の気に入らない。
これでは、写真を始めた初心を裏切ることになります。
そこで、人の喜ぶ写真とはおさらば。
以後、ずっと自分だけが気に入る写真を撮り続けてきました。
そんな私ですから、中立の部外者として、
プロ、アマの写真家たちの世界を下から、外から見て、
傑作を撮れれば、なにをしてもいいのだという風潮に
素朴な疑問を呈しているだけ、
そうお考えいただきたいですね。
by Hologon158
| 2010-11-03 00:09
| ホロゴンデイ
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