187.00 ホロゴン画帖52「十宮帖 千葉船橋にレンズアートの華が咲き」
試し撮りですが、折角がんばって撮ったのです。
ペラール35mmf3.5って、どんな描写なのか?
一望の下に見渡していただくために、
画帖を作っておきました。
ホロゴン専科でいつも、15㎜、110度の画角で、
ノーファインダー撮影をしている人間が試し撮りをするのです。
まあ、ただの無茶撮りですが、撮れないわけではありません。
ライカM4-Pに付けると、とても軽く、
フォーカシングレバーがとても使いやすく、
たった45度の角度で最近接90㎝から無限まで回りますので、
使い勝手がとてもよいうえ、
レンズがとてもよろしいので、
気軽に撮っても、なんとか様になってくれました。
そう考えたいですね。
元来、写真家的な作品作りをしたいのであれば、
私のとぼしい経験によりますと、望遠系は別として、
次の順番で、使い勝手がよいのではないでしょうか?
28㎜
35㎜
50㎜
25㎜
21㎜
15㎜
そんな意味で、
私のように、あまり35㎜を普段使わない人間でも、
ペラール35mmf3.5はなんとか協力してくれるようです。
[後書き]
制作者の宮崎さんは、個人経営だけに、
レンズの生産数が極めて限定されています。
このペラール35mmf3.5は、たしか180本しか作らない。
こんな少量で作られるレンズって、
群小ファクトリーが乱立していた19世紀はいざ知らず、
20世紀以降では稀ではないでしょうか?
それだけに、稀少性という骨董価値が、
最初から付加価値としてくっついている珍しいレンズですね。
クラシックカメラ・ファンなら、
番外編としてコレクションなさっても、
面白いかも知れませんね。
by Hologon158
| 2010-11-15 21:05
| ホロゴン画帖
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