192.09 ホロゴン外傳10 「2010年 いざ鎌倉に携帯が駆けつけて」9 3:2フォーマット
携帯写真をこうしてアップしていて、感じることがあります。
携帯写真も写真だな。
当たり前のことですが、新鮮な印象を受けます。
携帯でも写真が撮れる。
携帯でも、ホロゴンと同じ撮り方をしているな。
そんなことも感じます。
すると、携帯会社に望みたいことが出てきました。
1 ホロゴンと同じ画角のレンズをつけて欲しい。
各種レンズを用意して、選択させたらよいのです。
2 3:2のフォーマットを用意して欲しい。
デジタル世代の人には、
デジタルカメラの標準フォーマットになんの違和感もないようです。
私には大違和感あり。
落ち着きのよい写真を素直に撮れる画角、
それが3:2。
デジタルのは4;5、6:7でしょうか?
いずれにせよ、これは中判、大判カメラのフォーマット。
これとスクエアの六×六判フォーマットは、
私には使いにくいこと、おびただしい。
スクエアはまだ使えます。
ハッセルに6×4.5判のフィルムバッグを付けて撮ったことがあります。
すぐ売ってしまいました。
スクエアならまだ見られる画面が6×4.5判に変えるだけで、
凡庸この上ない、つまらない画面に一転してしまったからです。
横位置では狭すぎ、縦位置では横広がりすぎ。
要するに、3:2のフォーマットに慣れきっているせいなのです。
でも、そのせいもあるのでしょうけど、
人の写真を見ても、同じような印象になるのですから、おもしろいですね。
写真のおもしろさは、カットのおもしろさなのかもしれません。
いさぎの良い切り口を見たい。
でも、中判フォーマットは、カットよりも、むしろ、抱き込みがお得意。
中年おじさまがともすると、若い女性の肩を抱きかかえる、
あのスタンスですね。
私は、生涯、そんなことをしたことがないので、
この抱き込みが嫌いなのかもしれません。
by Hologon158
| 2010-12-01 19:04
| ホロゴン外傳
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