199.08 ホロゴン外傳13「2010年12月20日朝靄の鹿野園でリトル・ホロゴンが目を開けた」8 歌は世に連れ
昨日、無敵のトリオの撮影振りを拝見していて、
とてもかなわないなと感じた理由がもう一つあります。
皆さん、デジタル一眼レフです。
目にも止まらぬ早業でお撮りになります。
そのうえ、液晶で画像がチェックできます。
構図をしっかりと確認できます。
私は、デジタル一眼レフを使うつもりがまったくないので、
それ自体は羨ましいとは思わないのですが、
ホロゴンでの縦位置がいつまで経っても、うまく行きません。
私の撮影法は、ご存知のとおり
(と言うのは私だけ、実は誰も知らないけど)、
「超接近水平垂直撮影法」
15㎜は水平と垂直、どちらかミスしても、ほとんど写真になりません。
作品になる、ならないのレベルよりももっと低次元、
そもそも写真にならないのです。
これまで、どれだけ泣いたことか?
デジタル、銀塩を問わず、ファインダー撮影をする人なら、
はなから問題となるはずがない低次元の問題が、
私の場合、深刻な問題です。
じゃ、ファインダーを見ればよい、という考え方もあるでしょう。
でも、私はそうするつもりはありません。
素人とカメラマンとの境界線をそこに置いたからです。
どう撮れるか、まったく予想できない。
予想できなくても、よい。
写真作品を作ることはやめたのだから、
これが私の立場。
目下の解決法は、実に乱暴。
垂直を狙うから、右に傾く。
だから、思い切って、左にわざと傾けること。
私の縦位置写真は100%、右に傾いています。
20世紀後半から今日まで連綿と継続している右傾化が、
ホロゴンにも影響を与えているのでしょうか?
違いますね。
単に、私の垂直センサーが壊れているだけ。
思い切って左にわざと傾けても、実は、成功率は伸びていません。
訳がわかりませんが、とにかく、そうなのです。
歌は世に連れ、と言いますが、
ホロゴンも世に連れ、なのでしょうか?
by Hologon158
| 2011-01-03 01:35
| ホロゴン外傳
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