206.04 ホロゴンデイ「2010年12月31日 平成22年大晦日はホロゴン締め」4 空っぽ
[Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]
このフェンスの中の広い地所を、
解体業者が資材置き場と駐車場に使っていました。
あまり稼動している形跡はありませんでした。
数ヶ月前、どうやら廃業したらしく、
小屋も資材も車も消えてしまいました。
現代社会の中で、これまでになかった変化の潮流が渦巻いています。
企業の生命がいつ絶えるか、誰にも予見できない。
企業が死ねば、数知れぬ社員とその家族が行き場を失います。
まるで、人間の子供が蟻の巣を蹴飛ばしてしまったようなものです。
そんな浮き世の風が吹き荒れて、
フェンスの中は空っぽ。
ホロゴンは、そんな諸行無常のシーンに似合います。
by Hologon158
| 2011-01-17 17:39
| ホロゴンデイ
|
Comments(0)