わが友ホロゴン・わが夢タンバール

210.24 ホロゴンデイ62「2009年4月19日奈良の京終界隈をそぞろ歩き」24 小悪魔、すねてるな!

           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]

 
210.24 ホロゴンデイ62「2009年4月19日奈良の京終界隈をそぞろ歩き」24 小悪魔、すねてるな!_c0168172_22521141.jpg
  

                       
エクター44mmf3.5の写りの不具合について昨日報告しました。

スキャンした3本、ついに最後まで、ボケボケのままでした。
単にスプールへのフィルム先端の取り付けだけが問題ではなく、
どうやら、圧板によるフィルムの平面性確保が不十分らしい、
そんな感じがしています。

紙を折りたたんで圧板の下に入れてみたと書きましたが、
紙を取り除いても、あまり圧板の弾力が変わりません。
圧板の下に入れる折りたたみ紙の厚みを増してみました。
かなり圧板が強化された感じがします。

フィルムを装填してみました。
その際、かなりしっかりとスプールに巻き込みました。
これで万全、そう思いたいですね。

私としては、今回の試写の結果に、落胆はしていません。
クラシックカメラでは、使い方がまちまちで、
慣れるまでは、不具合はつきものだからです。
習熟する内に、ある日、空がパッと晴れ渡ります。
「なんだって、こんなに凄い写りをしてくれるのか!」
これが醍醐味なのです。

私はすでにエクター44mmf3.5の映りの素晴らしさを知っていますす。
RAさんが幾本かの同種レンズと一緒にレンズテストをしたことがあります。
そのサンプル写真を見せてもらいました。
どのレンズよりも、色が鮮やかで、元気の良い写真でした。
びっくりするほど生きの良い描写なのです。
RAさん、曰く、「開放から全部使えるレンズです」

その上、このカメラ、前から見ても、後ろから見ても、
上から見ても、下から見ても、
非の打ち所がないほどに、可愛い!

そのエクター44mmf3.5のほんとの力を見てみたい!
このシグネットで使い続けたい!
by Hologon158 | 2011-02-09 22:56 | ホロゴンデイ | Comments(0)