214.10 ホロゴンデイ63「2011年2月13日 現代都市神戸に80歳のオールドカメラ見参!」10 完全な観客
[Rara Avis東京展は明日から。2月16日ホロゴンデイ212.19をご覧ください]
№8の記事で、「私は写真の素人だ」と説明しました。
つまり、私は、およそ写真家的なことには関心がないということです。
私は、一生、人からこう思われようという観点から、
なにかを考え、行動することはしてこなかった。
人からどう思われても、それは人が思うことで、
私の預かり知ることではない。
それが私のスタンス。
写真を撮るという行為は、決定的にプライベートなのです。
写真展は、そんな私にとって、例外的な開示行為です。
矛盾しているのかもしれません。
でも、友人たちの写真と自分の写真とでなにかを作ってみる、
ギャラリーでそれを見ることができるというのはとても愉快な出来事。
Rara Avis展のデザインは、写真家林孝弘さんのクリエイティブアートです。
私に分からない部分もたくさんあります。
でも、分かる部分については、すべて心から満足しています。
東京展は、大阪展とは異なるデザインとなるそうです。
つまり、私は、完全な観客として、上京するようなものです。
こんなに気楽なことはありません。
東京展のギャラリーに入ったとき、
静が私の部屋でしたような、利発な目を走らせることができるか?
ちょっと自信はありませんが、
まあ、いいでしょう。
分かることだけは分かるでしょうから。
by Hologon158
| 2011-03-02 22:03
| ホロゴンデイ
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