わが友ホロゴン・わが夢タンバール

214.29 ホロゴンデイ63「2011年2月13日 現代都市神戸に80歳のオールドカメラ見参!」29 個展しますか?



214.29 ホロゴンデイ63「2011年2月13日 現代都市神戸に80歳のオールドカメラ見参!」29 個展しますか?_c0168172_1102798.jpg



neonさんから、こう言われました、

「次は、個展をしてください」

以前は個展をしてみたいという気持ちもありました。
でも、ホロゴンを使うにつけて、
そして、自分の写真のあり方を再考するにつけて、
いわば写真家的な行動は、私には無縁だということがわかってきました。

とりわけ、ブログをはじめてみて、
自分の写真たちについて、写真作品としての認知を求める気持ちは、
自分には皆無だと気づいたのです。

自分の写真は自分にはかけがえのない大切なものです。
人が認めなくても、そのことが、
自分の気持ちを幾分なりとも減ずるということはありません。
逆に、人が認めてくれても、だから、
自分の気持ちがさらに高まるというわけでもありません。
人に認められても、認められなくても、いっこうに変わりがありません。

個展をするためには、どうしても一つの写真作品を作り上げる必要があります。
ただの写真の羅列では、個展にはなりませんね。
どうすれば、作品になるか?
統一的な主題か、それとも撮影コンセプトが必要でしょう。
ロボグラフィは主題ではありません。
ただの題材。
とにかく写真だけは無数にあります。
なにかやってみたいコンセプトを作って、
それに合わせて、選び出したら、なにかできるかも知れません。
でも、主題が必要となるのは、
人になにかを訴えたいという欲求がある人だけです。
私の心に、個展までして表現したい、そんな主題があるか?
そう考えますと、なにもありませんね。
私は写真を撮りたいだけ。
こんなふうに考えてゆきますと、
私のような人間には、ブログがぴったり。

手に取るなやはり野におけ蓮華草、ならぬ、

個展するな
やはりブログだ
ロボグラフィ

[後書き]
今回の写真をどこかでぱっとご覧になった方で、
これが超広角15㎜で撮ったものだとお分かりになる方、
おいでになるでしょうか?
撮っている本人、実は、分かりませんでした。
どう見ても、標準レンズ。
でも、この日持っていったのは、ホロゴンだけ。
だから、無理に自分を納得させています。
ホロゴンって、ひょっとしたら、
誰も見ていないことをよいことに、
中の3枚玉レンズが伸縮自在、5枚になったり、6枚になったり?
by Hologon158 | 2011-03-08 11:15 | ホロゴンデイ | Comments(0)