わが友ホロゴン・わが夢タンバール

224.15 ホロゴンデイ67「2005年7月9日奈良小房町は風鈴祭だった」15 叩いてもおらん



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昨日、ニコンギャラリーで澤田勝行さんと話しているとき、
70過ぎの男性が入ってきました。
「どこに説明があるんや?」
澤田さん、丁寧に「入口にコンセプト文があります」
男性、「なんや、これか?」

それから、一枚ずつ順番に見始めたのですが、
指の爪で写真をコンコンとつつきながら、
なにか感想らしきものを独り言でつぶやいています。

幾枚も、そんな風に作品を叩くので、
とうとうたまりかねた澤田さん、寄っていって、
「作品には触らないでください」

男性、「触ってえへんで」
澤田さん、「いや、コツコツ指が当たっています」
男性、それで、叩くのはやめましたが、
しばらくすると、私たちの背後を通りすぎながら、
「叩いてもおらんのに、文句言うヤツの写真展なんか見んわい」
とうそぶいた後、出て行ってしまいました。

当たり前のことを言っただけなのに、
逆恨みを受けてしまう。
辛いですね。

以前、キャノンギャラリーでRara Avis展「時の鏡」をしたときも、
80近い老人がやってきて、Rara Avis展については一言もなく、
いきなり自分の写真ファイルを開いて、

「今、※※のギャラリーで写真展やってますから」

あんた、この写真展に何しに来たの?
そう言いたくなりますが、
老人にしたら、至極シンプル、勧誘に来ただけのようです。

写真をする方に常識外れの方の比率が高いのかどうか、
私には分かりませんが、どうもかなり高率の感じがします。

ブログだって、そうでしょうね。
私のように、自分の意見をそのまま掲載するブログは少ないのですが、
そんなことはしない方が安全ですね。
かなりの敵を作ってしまったかも知れません。

まあ、いいでしょう。
by Hologon158 | 2011-04-26 16:22 | ホロゴンデイ | Comments(0)