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228.33 ホロゴンデイ68「2011年4月3日奈良町をニューレンズが闊歩した」33 気づいたかな?



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ハーレーというバイク、気になりますね。

いえいえ、乗りたいのじゃありません。
私は、自転車がやっとという、
乗り物の運転とは完全に無縁の人間です。
運動神経ゼロの上に、放心癖。
決して運転をしてはならない危険人物なのですから。

そうではなくて、
人の注意を惹きつけるように作られたデザインのせい。

バイク人口のどれほどが男性なのでしょうか?
おそらく95%は男なのでは?
男性の自我の延長となるように仕組まれている。
そんな感じがします。
ですから、とにかく人がはっと気をとられるように作られています。

ここまで来たら、私の論旨にお気づきのことでしょう。

カメラとは、デザインの根底的精神がまるで正反対なのです。

風景写真はひとまず置きましょう。
ストリートフォトの場合、理想は、

1 人がカメラに気づかないこと。
2 人がカメラマンに気づかないこと。

ストリートフォトの名人はみんな透明人間のようです。
カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛は気配を消す名人でした。
どうもその秘密は、静かな普通の振る舞いとなめらかな動きにありそうです。

私は、なにしろ運動神経ゼロですので、動きもギクシャク。
ですから、2はあきらめて、1に努力を集中しています。

カメラを手に入れると、まず、全面、上面のロゴをマスキング。
スコッチのプラスチックテープという優れものがあります。
ホロゴンウルトラワイドの全面の上部にはこのテープを張りました。
15年経つのに、まったく剥がれもせず、糊も滲出しません。
むしろ金属の筐体にぴたり一体化しています。
ライカM9もオリンパスE-PL1も全部びっしりマスキング。
おかげで、何を持っているか、人は気づかない。

ついでに、カメラを持っていることも気づいて欲しくないんだけど、
これはとても難しいですね。
ですから、人は背中だけにして、
ものを真っ正面からエイヤッと一刀両断しています。

このハーレーも私に気づかなかったようです。
いや、気づいていたかな?
by Hologon158 | 2011-05-12 22:26 | ホロゴンデイ | Comments(0)