わが友ホロゴン・わが夢タンバール

242.26ホロゴンデイ72「2011年1月29日 正月恒例の近江八幡巡りは快晴」26 言葉が分かる?



猫や犬は人間の伴侶となります。
ときには人間の子供となります(我が家のように)。
でも、ロボットでは、それは無理。

なぜだと思いますか?

犬とは最近付き合っていませんので、分かりません。
猫の場合は、分かります。
人間の心が、言葉が分かるかのように行動するからです。

今朝も、子どもたちに朝食を用意し、3つの部屋に置きました。
別々の部屋で食べるのです。
台所は長男の銀太の場所です。
台所で食事を準備しはじめると、
銀太は、いつもの隅に、先に座って待っています。
他の猫は2階なので、ときには、台所の反対側で待ち、
ときには、階段のあたりに先回りして待っています。

今日は、2階にグリと静のお皿を持参して、台所に帰ると、
銀太は、食べずに、食器棚の側に座っています。
私、「食べないの」と言いながら、お皿を指さしました。
すると、私の顔を見ていた銀太、指さした方向を見ました。

分かりますか?
普通、動物たちは、指さした方向など見ません。
決して見ません。
子供でも、親の言葉が分かるようにならない限り、
指さした方向など見ないでしょう。
でも、猫はできるのです、まるで、言葉が分かるかのように。

昨夜、夫婦で偶然玄関に差し掛かりました。
グリが階段の中段付近に座っていました。
近ごろ、グリは、ダイニングのあちこちに粗相をします。
いくら叱っても、ついしてしまうようです。
おねしょをする少年みたいですね。
だから、ママを避けています。

妻が、グリを見つけて、「悪い子」と言って指さしました。
すると、グリはどうしたか?

コロンボ警部に「あなたが犯人だ」と図星を指されたときみたいに、
どきっとしたように目を開き、とても後ろめたい表情になって、
ぐらっと後方に身をそらしたのです。

ドラマチックなシーンでした。

私たちが猫に愛情を抱くのも無理はない、
その理由の一部が分かっていただけたでしょうか?



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by Hologon158 | 2011-06-28 10:36 | ホロゴンデイ | Comments(0)