わが友ホロゴン・わが夢タンバール

244.12 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」12 脳裏を過ぎった



244.12 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」12 脳裏を過ぎった_c0168172_9424084.jpg

244.12 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」12 脳裏を過ぎった_c0168172_9423395.jpg




今日は大阪です。

ザ・シンフォニーホールのラ・プティットバンド

ベルギーの古楽器の合奏団。
バッハなどの演奏をオリジナル楽器によって行う
という現代の流れを作り上げた人たちが1972年に結成しました。

演目は、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」
もう何度聴いたか分かりませんが、
ジャズのように自在性に溢れた音楽にはいつもしびれます。
でも、古楽器による演奏はこれがはじめて。
ワクワクしてきます。

自在性と言えば、蕪村の絵がそうですね。

最高傑作と思われるような大作も小作品も、
いつも独自性があり、さっと描き上げられたような印象。

銀閣寺の棕櫚のふすま絵なんか、その典型。
スピード感のある筆遣いが圧倒的です。
できあがった作品は、デザインと言いたくなるような現代風。
オシャレなのです。
その場で、脳裏を過ぎった印象をさっと絵にした、
そんな即興性が音楽のようです。
これが天才なんだ、そう納得させられます。

このような作品を見ることができる、
これが生きる糧の1つなのかも知れません。
by Hologon158 | 2011-07-03 09:55 | ホロゴン外傳 | Comments(0)