わが友ホロゴン・わが夢タンバール

246.18 ホロゴンデイ73「2005年5月15日 飛騨高山でホロゴンが踊った」18 オーバーホール


今日は執務休業日。
急に思い立って、大阪に参りました。
マツモトカメラにオーバーホールを頼んだシネレンズ3本を受け取るため。

カメラはオリンパスE-PL1だけ携行しました。
JR大阪駅到着後西梅田の地下街を通って、
マツモトカメラのある梅田駅前第二ビルに向かいました。
途中、約30分間、ダルメーヤーのスピードアナスチグマート25mmf1.5で、
120枚撮りました。

このレンズ、使えば使うほど気に入ります。
レンズ内部にカビがあり、
全体的に曇って汚れているせいもあるかも知れません。
とても雰囲気のある描写をしてくれます。
開放でのピント精度はキノプラズマート25mmf1.5を超えています。
使えるレンズ。

今日はこのレンズとテーラーホブソンの古いシネレンズの2本を、
オーバーホールに出し、入れ替えに3本を受け取りました。

    キノプラズマート3/4inchf1.5
    メイヤーのプリモプラン25mmf1.5
    クックのキニック25mmf3.5

3本とも、レンズがピカピカに変身していました。
オリンパスE-PL1で試写してみますと、
どれもこれも見事の一語。

クックは、フォーカシングリングが猛烈に重く、
レスラー級の握力の持ち主なら何とか回せる程度でした。
グリスを交換すると、まるで普通のレンズ。
開放値が暗いだけに、開放の描写は剛健そのもの。

プリモプランは、購入時は完全ボケボケのレンズで、日中撮っても、
冬の朝まだき、濃霧に煙る北海道の湿原という風情で撮れてしまいます。
それが、ほんの少しフレアのかかる、とても柔和で繊細な描写に変身。
これは常用できそうです。

キノプラズマートは、どこかのとんまが、「.75i」の記載を、
名レンズの誉れ高い「75mm」と読み間違えて手に入れたレンズ。
普通はけられる約18mm相当の広角レンズで
このレンズも汚れてボケボケでしたが、
オーバーホール後は、クリアーでシャープな画像を結んでくれます。

このレンズの問題は、至近距離しか撮れないこと。
レンズ改造名人の宮崎さんにお願いして、
無限遠まで撮れるように改造していただきます。

このレンズ、約19mmなのに、マイクロフォーサーズでもけられないのです。
15mmが大きくけられることを思うと、改造後が楽しみです。



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by Hologon158 | 2011-07-07 19:35 | ホロゴンデイ | Comments(0)