246.33 ホロゴンデイ73「2005年5月15日 飛騨高山でホロゴンが踊った」33-完-王昭君幸せだったの?
昨日は、午前中、付虹先生のレッスン。
午後2時半から陳少林先生の伴奏レッスン。
そう考えて、陳先生の教室に行ったのです。
ところが、私の前の生徒さんが真剣に練習の真っ最中。
忘れていました。
レッスン時間が半時間後ろにずれていたのです。
所用があるので、本来の時間まで待っても、15分しか練習できません。
陳少林先生と生徒さん、親切に言ってくれました、
「それじゃ、合奏の練習をしましょう」
でも、真剣に二胡の練習をしている方のじゃまをするわけには参りません。
丁重に遠慮申し上げて、近くの喫茶店でゆっくりと休憩しました。
私がよくやるポカの一つです。
今やることに没頭する。
最前まであったことは全部頭からきれいさっぱり拭い去る。
この切り替えが私が得意技です。
けっして後にひかない。
だから、一日中、やりたい放題ができますが、
こんな風に肝心なことをさらりと忘れ去ることもあります。
いけませんねえ。
喫茶店では、ポメラで文章を書く前に、
陳舜臣「中国美人伝」(中公文庫)の「王昭君」一章分を読書しました。
王昭君は匈奴の王に嫁して、むしろ幸せで重要な生涯を送ったという説。
読んで幸せになる説でした。
陳さん、とても説得力のある文章を書きます。
彼の中国関係の小説、みんな読みごたえがあって、おもしろいですね。
司馬遼太郎さんの中国論は、
ときどき司馬さん個人の人間観が論拠になっていて、
時代性、国民性が無視されている感じがしますが、
そんなとんちんかんがないのはさすがです。
さて、休憩終わり。
by Hologon158
| 2011-07-12 16:56
| ホロゴンデイ
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