254.02 ホロゴン外傳21「2011年7月16日①キノ19/1.5が鶴橋に分け入った」2 ほんのうっすら
フェルメールはちょっとお休みにして、
キノプラズマート19mmf1.5のことを書きます。
とてもとても可愛いレンズです。
キノプラズマート50mmf1.5の形をそっくりスケールダウンした感じ。
Cマウントレンズなのですが、
オリンパスE-PL1につけても、20センチ付近までしか合焦しない。
改造名人宮崎さんに苦労して底部を削るなどして改造していただきました。
おかげで、無限まで使えるようになりました。
ある人には、ただのボケレンズでしょう。
でも、今回の作例をご覧頂ければ、ちょっとご意見が変わるのでは?
2枚目の「※※交換所 窓口はこちら」という札をご覧下さい。
しっかりとフォーカスしています。
1枚目と3枚目でお分かりのように、微妙に紗がかかっています。
目下、このような中間距離で撮っています。
f1.5でも、ボケが崩れるようなことはありません。
もっと壮観に崩れることをお望みの方も多いはず。
私の場合、ほんのうっすらで十分です。
近い将来、ホロゴンとコンビを組むことになります。
この程度の収差であれば、無収差のホロゴンとかみ合う、
そんな風に予想しています。
それにしても、このレンズ、おそらく戦前のレンズです。
70、80年も経っているオールドレンズと見えますか?
この写りの方は、大阪のマツモトカメラのおかげ。
ご主人の松本さんのオーバーホールは完璧でした。
レンズも鏡胴もピッカピカ!
by Hologon158
| 2011-07-30 00:04
| ホロゴン外傳
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