わが友ホロゴン・わが夢タンバール

262.20 ホロゴン外傳24「2011年7月23日①アポクロマート25mmF2は九条で大活躍」20 ジグザグ文



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心斎橋までやってきました。

いつもは午後のお茶をいただく喫茶店で、
おいしそうなランチを見つけました。

    焼き肉付きピラフ900円+アイスコーヒー

おいしくいただきました。
いつもの通り、独りのときは、もう一皿おかずを用意します。

    浅田次郎「ハッピーリタイヤメント」(幻冬舎文庫)

もう少し高踏派の読書をしてみせたいところですが、
写真撮影で心身とも疲れているところに、
リルケの「ドゥイノの悲歌」なんてのも、どうでしょうか?
第一、読んでも、分からないんじゃ、どうしようもありませんね。

その点、浅田次郎はいいですね。
なにしろ誤解の余地のない明快な文章なので、
なにを書いているのか、よーく分かります。
寅さんのようなものです。

でも、よむ度に、ほとほと感心します。
どうして、こんな風に自由自在に書けるのでしょうね?
今書いていることがちゃんと分かっている、そんな人の文章です。

とっても大きな頭の人だそうです。
だから、というわけではないでしょう。
文学的な専門教育を受けたわけではなさそうなのに、
癖のない、しっかりとした骨格の文章。
無理をしないで、背伸びもしないで、
自分に分かることだけをのびのびと書いている、
そんな誠実さを感じます。

浅田次郎ほどの筆力があれば、
私もブログでこんなに苦労しないで済むのに.....
ため息が出ます。

私の場合、ブログの文章を書き出すのが、なかなか難しい。
しかたがなく、まず、ひとまず見切り発車します。

つまり、書くこともないのに、
また、なにを書くか分かっていないのに、
キーボードをやたら叩いて書いている文章、
それが私の文章。

ですから、起承転結もないし、
前段と後段でまるきり違ったことを書いていることもあります。
なにを言いたかったか、最後まで分からないこともありますね。
要するに、ジグザグ文。

とにかくパソコンのブラインドタッチングだけは、
考える速度で打てます。
調子に乗ると、考えていないのに、打てるんじゃないの?
意地の悪い人なら、そう言うところですね。
そのとおりですね。

とくに、こんな風に喫茶店で一人静かにくつろいでいると、
なにも言いたいことがなくても、平気ですね。
心がたゆたっていて、指もはやりたって、
文章が独りでに生まれてきます。
文脈など、不要。

今、思いつきました。

    私のブログは、私の夢なのです。

目を開けたまま、夢を見ているのです。
こうして、自分の頭の中を整理している、ただそれだけ。

そんなものをお読みになる、あなた、
ご苦労様です。
by Hologon158 | 2011-08-27 22:34 | ホロゴン外傳 | Comments(0)