わが友ホロゴン・わが夢タンバール

263.23 ホロゴン外傳24「2011年7月23日②キノプラズマート25mmf1.5aも九条で大活躍」23 山本眞弓写真展



263.23  ホロゴン外傳24「2011年7月23日②キノプラズマート25mmf1.5aも九条で大活躍」23 山本眞弓写真展_c0168172_164376.jpg




友人が写真展のDMを送ってくれました。

    山本眞弓写真展 「風の化石」

        大阪ニコンサロン
        9月8日(木)から14日(水)まで

すでに新宿ニコンサロンでの写真展は7月に終わっています。
詳細は以下をご覧下さい。
    大阪ニコンサロン、山本眞弓写真展「風の化石」
        (http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110825_472769.html)

ライフワークの1つとしてきた、京都東寺の弘法市が主題だそうです。

DMの写真は、おそらく等身大の赤ちゃん人形。
おそらく赤ん坊を亡くした親の喪失感を弱めるための、
一種の身代わり人形なのでしょう。
まるで生きているかのように、揺りかごに寝かされています。
デジタル一眼レフの超画質が恐怖感をさらに増幅させています。
怖い写真です。
見に行きたいような、行きたくないような。
というのは、冗談で、必ず参ります。

山本眞弓さんは、私が昔所属していた写真クラブのメンバー。
ニコンサロン展はこれが2度目。
写真家有野永霧先生の永霧塾で修業されてきました。

永霧塾は写真家育成塾です。
徹底的にコンセプトに基づく写真作りを指導されるようです。
写真家になるためには、写真の才能だけでは足りません。
志と果てしない努力と精神力が必要なようです。

私など、考えるだけで、もうお手上げですね。
永霧先生には幾度か、写真をごらん頂いたことがあります。
押しかけで見ていただいただけなのに、
情熱あふれるご指導振りで、感動しました。
でも、そんな機会でも、ご指導の基本精神は、
「コンセプトはなにか?」
ただ撮っただけでは、人を感動させる力があまりにも弱い。

私は、コンセプトを立てて、それに沿って撮影する気持ちにはなれません。
なぜか?
人に見せるために、写真を撮りたいわけではなく、
ただ、自分のために、写真を楽しみたいだけなのですから。

そこで、永霧塾に入る気持ちにはちらりともなれないまま、
なにからなにまで、楽しむことに徹してきました。

したくないことはしない。
無理になにかをすることもしない。
努力したり修練したりしますが、
楽しみとなる場合にだけ努力し、修練します。
けっして結果を求めない。
プロセスを楽しめれば、それで十分。

その意味で、私のブログはデッドエンドですから、
私にぴったり。
片隅でひっそりと人に知られることなく、ほそぼそと続ける。
人が、このブログのことをどう思うか、知る機会がないので、
完全プライベート空間と化しています。

そんな私ですが、
山本眞弓さんの努力には、いつも頭が下がります。
とにかく凄い人です。

関西在住であれば、ぜひご覧になってください。
写真家が会場においでになったら、ぜひ、話しかけてみてください。
ご自身も写真も気迫に満ちていますよ。
by Hologon158 | 2011-09-01 16:14 | ホロゴン外傳 | Comments(0)