267.36ホロゴン外傳25「2011年9月12日故郷大和高田にダルメイヤー連れて」36 ギャラリー島田
ニシムラコーヒーを出た後、ハンター坂を上り、
ギャラリー島田に入りました。
実は、これが第二の目的。
画家石井一男さんの情報を仕入れたかったのです。
できれば、実作も拝見したかったのですが、見あたらず。
BBプラザ美術館のパンフレットだけ頂いて帰りました。
ご主人の島田誠さんがおいでになり、ちょっとお話をしました。
飾り気のない人物で、好感のもてる方でした。
4人の画家を主題にした自著も紹介を受けました。
重くなるので、今日は遠慮しましたが、
すぐ石井さんの個展だそうで、その時にはいただきましょう。
BBプラザ美術館で、今、総合展が開催中だそうで、
これは、来月、機会を作って参りましょう。
その絵画展パンフレットを購入しました。
そこに後藤正治さんが紹介文を書いています。
後藤さんがはじめて石井さんを訪ねたときの画家の言葉。
「うーん.....
なんていいますか、ただ描いてきたといいますか.....
自然と手が動くときがあって......
そのままに絵筆を動かしてきたといいますか.....」
このあたりの言葉の運び、全部良いですね。
喫茶店で石井さんの絵を一枚一枚と拝見しました。
実作は、縦長辺が約22㎝のものが多いようです。
パンフレットは縦長辺が15㎝ですから、ちょっと小型。
そんな印刷の絵でも、ぐいぐいと心に食い込んできます。
厚みがあるのに、シンプル。
複雑な表現なのに、静か。
静かなのに、熱い血潮がトクトクと流れています。
それなのに、清らか。
本当に、不思議な画家です。
by Hologon158
| 2011-09-19 11:09
| ホロゴン外傳
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