わが友ホロゴン・わが夢タンバール

79.12 ホロゴントラベル9「1997年8月ホロゴンもってフェルメールに会いに行った」12 疑惑はさらに深まり



カール・セーガン「悪霊にさいなまれる世界」(早川書房)を読みはじめて、
やっぱり感嘆します。

   人類の英知の一人と言われた人です。
   明晰で明確、とても分かりやすい文章。
   さまざまな似非科学論議を採り上げて、しっかりと反論しています。

そこで、人類初の月面着陸を巡る論争を思い出しました。
まだ読み始めたばかりですが、
目次を見る限り、この問題は採り上げていないようです。

   カール・セーガンはNASAの理論的、実践的主柱の一人ですから、
   もちろん着陸を巡る疑惑など一笑に付することでしょう。
   でも、彼の明晰な論理で、疑惑の数々を論破の余地なく反証してほしいものです。

先頃、着陸の痕跡を撮ったとされる衛星写真が発表されましたが、
どうも、その説明記載なしに、これがそうだとなぜ言えるのか、
とても素人には理解しにくいところがあって、
十分納得したとは言い難いところです。

でも、確かにNASAの宇宙飛行士は6回も月面に着陸したとしましょう。

   ところが、そうだとすれば、疑惑は一掃深まるばかり。

1969年から1972年までに6回も月面着陸の壮挙が行われたのです!
それなら、なぜ、合衆国政府は、この偉大で未曾有で、
もしかすると当分実現不可能な人類着陸の成果を、
人類に公開しないのでしょうか?

   月面着陸のビデオをその後ごらんになったことがありますか?
   ありませんね。
   私たちが観ることができるのは、当時の衛星中継の映像だけ。

宇宙飛行士たちは着陸の都度ビデオを盛んに撮ったのですから、
おそらくかなりの量のビデオ資料があるのです。

   それはYou Tubeで観ることができるようなボケボケではありません。
   家庭の8㎜ビデオでももっと鮮明でした。
   まして空気のない月面で、NASAの超高性能ビデオカメラが撮ったのです。
   鮮明そのものの映像でなければおかしい。

写真だってそうです。

   最高度に整備され、ベストレンズが装備されたハッセルが撮った、
   何百枚、何千枚という鮮明そのものの月面写真があるはずです。
   そんなもの、ほんの一部しか見せられていませんね。

合衆国政府は一体6度も月面でなにをするために、
邦貨にして何兆円ものお金を使ったのでしょうか?

   答えは明らかです。
   月の成り立ちを知れば、地球学が決定的に前進するのです。
   月着陸の度に更新される知識を基盤として、
   さらに深く月の真実を研究するためであり、
   現地でないと知り得ない真実を調査するためのはずです。

   ただ月面で飛行士達に飛んだり跳ねたりさせるためではない!

カメラを含む種々の計器による測定結果を網羅する種々の報告資料が
飛行士たちと、NASAの研究者たちによって、作成されたはずです。
それをしない限り、膨大な国家予算の費消を正当化することができません。

   最高級の撮影装置で撮られた写真やビデオを使えば、
   人類全体が必死で観るだろう記録映画を制作することだって可能のはず。

それなのに、NASAのホームページの月面着陸の掲載記事の貧しいこと!

   月面着陸を人類屈指の偉業とはまるで思っていないみたいじゃないの?

そこで、疑惑。
   
   なぜ、合衆国政府は、月面着陸資料を公開しないのか?

理由は次のどちらかです。

   1 そんなものは存在しない。
   2 存在するけど、秘密にしておきたい。

1が否定されるとすれば、答えは2しかありません。

   なぜ、秘密にするのでしょう?
   謎は深まるばかりです。



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by Hologon158 | 2011-11-01 19:59 | ホロゴントラベル | Comments(0)