わが友ホロゴン・わが夢タンバール

295.16 ホロゴン外傳27「2012年1月14日新年の東大寺界隈をぐるりまだ巡視」16 火と水と



お寺には池が付きものですね。
なぜ、池が作られるのでしょうか?

山水を中心とした庭園のデザインから来ているのでしょうか?
でも、これは答えにはなりませんね?

なぜ、そもそも庭に池があるのか?
もちろん自然を代表するファクターの一つだからなのでしょう。
お寺に池があるのは、火災に備えてのこともあるでしょう。

でも、私はこう考えます。

水面を眺めることは精神集中にとても役立つからではないでしょうか?
火と水、この二つは世界の淵源を構成するファクターであり、
その変幻自在の性格ゆえでしょうか、
精神集中のもっとも効果的な道具のようです。

お坊さんたちも、ときには池の端に座って、
水面を眺めてきたのではないでしょうか?
そうすると、なにかが見えてくる。
その人の人間性、品格、素養などに応じて、
なにかが見えてくる。
その見えてくるもので、
自分の修業がどこまで進んだか、
精進が功を奏しているかどうか、
悟りの境地に近いか、遠いか、
そんなことが見えてくるのではないでしょうか?



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by Hologon158 | 2012-02-01 00:19 | ホロゴン外傳 | Comments(0)