304.24 ホロゴンニュース「2012年2月24日スピード・アナスティグマートの華が開いた」
今日の出勤、スピード・アナスティグマート25mmF1.5を持参。
ソニーNEX-5Aに付けると、見事にコンパクトで、
高級感溢れるミニチュアカメラのようです。
レンズ自体が美しいのですが、そのせいでもないでしょうけど、
描写も実に繊細で優美で、しかも立派。
傑作なことがありました。
13枚目の母子。
近鉄奈良駅の地上南側に、タクシー乗り場があります。
タクシーが常時十数台待機しています。
このプロムナードを突っ切ると、大通りの交差点に近道。
お母さん、坊やの手を引いて、このプロムナードに入りました。
その瞬間、この坊や、しずかに、
「道を歩こうよ」
お母さん、坊やの言葉にさっと反応して、歩道に戻りました。
夕食時、妻にその話をしたら、妻、
「あんまり可愛くないわね」
そして、自分が以前目撃した話を離してくれました。
なにかの入場口で、お母さん、お嬢ちゃんの手を引いて、
チケット1枚だけで通過しようとしました。
係員が、「6歳以上は有料です。子供料金をお願いします」
お母さん、「この子5歳だから、無料でいいんでしょ?」
娘、すかさず、誇らしげに、
「ちがうよ、ママ。
わたし、6歳になったよ」
チケットを購入して立ち去ろうとするお母さん、
なんだかとっても沈滞ムードだったそうです。
このスピード・アナスティグマート、
常時、うすぼんやりと全面をフレアが覆います。
これが、どうやらダルメイヤーレンズの共通点。
これが私にはたまらない魅力。
沈滞ムードではありません。
なにごとかが起ころうとしている予感。
一言、というか、二言で表現しますと、
茫漠たる明晰
by Hologon158
| 2012-02-25 00:10
| ホロゴンニュース
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