307.13 ホロゴン外傳32「2012年2月18日ズマロン28mmF5.6も西陣に居た」13-完-最高に楽ちん
前回のような境地というのは、
写真に対してとてもニュートラルな気持になれます。
おかげで、人の写真も大いに楽しめるのです。
親友のDAさんがいつか言った言葉を忘れません。
「どうして人の写真をそんなに喜んで見ることができるのか、
ちょっと理解できませんね」
これはとても嬉しい言葉でした。
カメラマンのみなさんの上に立つわけではありません。
むしろ完全な写真ずきの人間の行動です。
私は、自分の写真を自分の写真であるが故に大切に思いますが、
人の写真も虚心担懐にエンジョイできます。
私に撮れない写真だからということだけではありません。
その写真を撮ることができた撮影者の喜びを感じることができるからです。
傲慢な言い方かも知れません、でも、
人の写真を理解することができ、しかも
人に自分の写真を理解してもらう必要がない、
評価してもらう必要がないというのは、
私にとっては、最高に楽ちんな境地なのです。
おかげさまで、心安らかに写真人生を楽しむことができます。
私は、今、私にとっての理想郷に安住しているのです。
だから、毎日のように、写真を撮り続けることができます。
さて、ズマロン28mmF5.6シリーズはこれで終わり。
次回からは、2本の28㎜レンズに同伴した別のレンズを採り上げます。
乞う、ご期待!
by Hologon158
| 2012-03-03 00:55
| ホロゴン外傳
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