わが友ホロゴン・わが夢タンバール

316.40 ホロゴンデイ83「2006年9月2日大阪の庶民の町八尾をホロゴン片手に」40 失望を抱えて家路に



今日は大阪十三、中津を歩いてきます。
装備はシンプル。

 ライカM9
 レンズは2本。
 ダルメイヤーのエンラージングアナスティグマート50mmF3.5
 アストロ・ベルリンのパンタッカー50mmF2.3

開放値の暗めのセットです。
もちろん露出もマイナス2に設定したまま。

天気は曇りのち雨のようです。
近頃の定番の天候。
私のお気に入りの天候です。

予備にソニーNex-5A。
これを使うつもりはありません。
でも、安全のために、
予備電池はライカM9用2個、ソニーNex-5A用1個、5個体制。
電池残量を調べながら冷や冷や撮るのはごめんです。

大阪に向かう近鉄電車の中で書いています。
もう今からわくわくしています。
今日はどんなロボグラフィに出会えるでしょうか?

おそらく全国で何万、もしかすると何十万(大げさかな?)というブロガー、
アマチュア写真家のみなさんが一斉に家を飛び出していることでしょう。
かなりのパーセンテージで、
全国の撮影スポット、行楽地、フェスティバルを目指して。

どれ位の人が路地裏を目指しているでしょうね?
なんでもない街、ストリートを猟場にする人って、何人位いるでしょうね?
こうなると、何千という単位かもしれません。
そんな中でおそらく自分を写真素人と確信している人は私位でしょうね。

これという狙いなどなく、
思いがけない出会いを求めている人ならたくさんいるはず。
でも、私のように、ただものを撮ろうという人はすくないはず。
なにかしらフォトジェニックなシーンをスナップしたい、
それがストリートフォトなのですから。
でも、そんなシーンって、そう簡単に見つかるものではありません。
見つかっても、撮れるとは限りません。
おかげで、多くのカメラマンは失望を抱えて家路につくことになりそうです。

写真家としての名声、成功、コンテストでの成果を求める人たちは、
作品づくりという重荷を背負って歩かなければならないのです。

そこが私との違い。
ただのものを撮る私は、未だかつて失望を抱えて家路についたことがありません。
おかげで、今日も楽しみを尽くすことにしましょう。



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by Hologon158 | 2012-04-21 21:28 | ホロゴンデイ | Comments(0)