わが友ホロゴン・わが夢タンバール

321.40 ホロゴントラベル11「2002年7月熱帯バンコクをホロゴンがスイープ」40 三幅対



なんでも身体で覚えるということを前回書きましたが、
揚琴も体で覚えます。

私の反復ははんぱじゃないので、
気がついたら、楽譜を暗譜しているのと同様の状態になります。
そこまで繰り返す手間はかなりのものですが、
必ずそうなるとわかっているので、楽。

砂漠で、足が自然にオアシスに向く旅人は気楽です。
なにも考えずに歩けばよいのだから、不安になることがない。
私もそうです。
なんでも反復すれば、なんとかなる、
そうわかっているから、気楽に反復できます。

月曜日、付虹先生のレッスンの機会にお会いした方が、
私のレッスンを別室で聞いて、

    「あれ、全部暗記してるんですね。
     そうでないと弾けない。
     私なんか、2小節無理して暗記しても、
     次の日には忘れている」

私も同じです。
暗譜しようとすると、記憶できません。
頭で覚えようとしても、反復し続けないと忘れるのですから、当然です。

でも、靴のひもを結んだり、トイレの水を流したりは無意識にできる。
体が覚えているからです。

結局、たいていのことでは、
反復して身体に覚えさせる方式はかなり有効なのです。
問題は、反復すること。

楽器を始めても、大抵の方はあまり練習しないようです。
すると、当然ですが、次回までに課題をマスターできません。
こうなると、上達することなど、まるで期待できません。
上達しないと、たいてい、早晩やめてしまいます。

やめるとき、どなたも「努力が足りなかった」など考えません。
「先生がよくなかった」
「つまらない楽器だった」等々。

でも、本当の原因を自覚しない限り、
次になにかをしても、やっぱり続かないでしょう。

たいていの場合、継続することが第一の条件。
でも、継続するためにはモチベーションが必要です。
モチベーションを維持するためには、上達が必要。
上達するためには、継続することが必要。

つまり、継続、モチベーション、上達は三幅対。



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by Hologon158 | 2012-05-18 00:01 | ホロゴントラベル | Comments(0)