わが友ホロゴン・わが夢タンバール

353.07 ホロゴンデイ外傳86「2012年6月30日大阪鶴橋をパンタッカーがスイープ」7 バックシャン



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鶴橋駅西口北詰の交差点で信号待ちをしました。
私のすぐ目の前に美しいスタイルの女性。
メインストリートなので、信号待ちがとても長い。
おかげで、友人とおしゃべりする合間に、
3枚撮らせていただきました。

とても美しい姿ですね。
昔は、猫背の人が男女いずれについても多かったですね。
近ごろ、とても姿勢がよくなりました。
これだけでも、後ろ姿を美しく見せますが、
それでも、惚れ惚れするような美しい後ろ姿の人は稀ですね。

昔は「バックシャン」という言葉がはやりました。
後ろ姿が美しい人は必ずしも前から見て美人というわけではない、
そんなニュアンスでした。

これは、私情が正確な確率評価を歪めている証拠の1つ。
確率的には、ちょっと疑問です。

可能性は、どんな場合でもあてはまるように、
山形の曲線を描きます。
前から見たときの可能性は3つあります。

    1 美人
    2 不美人
    3 普通

2が当然一番多いでしょうから山の天辺、
その両側に1と2の可能性が位置します。
もの凄い美人ともの凄い※※の女性とはどちらもごく少数。
確かに1の美人の確率は、2、3よりも低いのですが、
これは、もちろん当然のことです。
とても稀だから、美人は貴重なのです。

世の中、美人だらけだったら、希少価値が評価を逆転させて、
アンバランスな造作の人の方がもっと美人とされるかも知れません。

女性の後ろ姿が美しくなる理由は3つではないでしょうか?

    1 よい遺伝子の組み合わせのおかげ
    2 よい生活とよい心構えのおかげ
    3 1と2の相乗効果

とすると、とくに2の場合、誰も後ろ姿が見えないのですから、
どなたも前から見て美しく見えるように努力し、
その結果、後ろ姿も美しくなったという可能性が高いのでは?

1についても、遺伝子の組み合わせが後ろ姿を美しくするのなら、
前から見ても美しい体型だからという可能性が高いのでは?
人間は前後一体の存在なのですから。

こんな風に考えますと、
バックシャンの女性は、前から見ても美しい可能性が、
バックノンシャンの女性よりもむしろかなり高いのではないでしょうか?

さて、この女性、どうだったのでしょうか?
私は、確認していません。

よくバックシャンの女性を追い越しながら、
顔をのぞき込んでいく男性がいます。
この行為がご自分の品性を貶めていることにお気づきではない。
あなたはどうですか?
こんなことをし始めたら、
あなたは、世に「おっさん」と呼ばれる存在になっているのです。
このことをお忘れなく。

もひとつ、昔、学生の頃を思い出しました。

    大学生の男性、京都の通りで遠くに舞妓さんの美しい後ろ姿を発見して、
    「わー!」と歓声を上げながら、走っていきました。
    そして、舞妓さんの前に回って、顔をのぞき込んで次の瞬間、
    「わー!」と悲鳴を上げながら、逃げ帰ってきました。

これは「おっさん」現象ではなく、
「お子様」現象。
by Hologon158 | 2012-07-02 16:44 | ホロゴン外傳 | Comments(0)