358.20 ホロゴン外傳88「2012年4月7日天神橋商店街付近でダルメイヤー暗躍」20 アートの印
念のために書いておきますが、
前回のペンキ痕、アートとして撮ったのではありません。
そのものずばりとして、撮っています。
人の作業の痕跡を利用して、アートにする、
そんな芸術創造だって、もちろん許されます。
どんなものを使ってもよい。
もちろん写真だって、アートの道具となります。
アートに制約はありません。
私は、ただロボグラフィを撮っているだけで、
アートの世界に足を踏み入れるつもりはないだけ。
エドワード・ウェストンは、「レッドペッパー」を撮るのに、
たしか4、5日かかったと読んだ記憶があります。
そんな時間をかけることがアート創造の条件だと言うのではありません。
カルティエ=ブレッソンの数々のスナップはすべて1瞬。
それらも紛れもなくアートです。
ドキュメンタリーだけど、同時にアートです。
アートには独特の印があります。
それに接することで、私は心が大きくなり、
世界は違って見えるようになる。
まるで天上世界からの贈り物のようなものです。
贈り物というものは、
いつも贈られる方がよろしいようで。
by hologon158
| 2012-07-22 17:05
| ホロゴン外傳
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